Hondaは、2005年春から3ヵ年の中期計画について、「グローバル規模で成長、進化していくための基盤固め」と「お客様の喜びに向けた先進創造」をテーマに、取り組みを進めている。
各事業領域での「源流強化」をさらに加速させ、将来のさらなる飛躍に向けた3つの柱である、1.海外の成長基盤の強化、2.日本の源流強化、3.環境への取り組み強化を、着実に進めていく。
ガソリン車と同等のNOx排出ガスレベルが求められる米国の排出ガス規制「TierII Bin5」をクリアする「次世代ディーゼル」を、2009年に、アメリカ市場へ投入する。国内へもこのクリーンで環境性能に優れた次世代ディーゼルを投入する。
「シビック ハイブリッド」よりも、さらにお求めやすい価格の「新型ハイブリッド専用車」を2009年に発売する。
FFV仕様をブラジルで生産、販売するシビックとフィットに追加し、昨年末より販売開始した。両モデルでのFFV累計販売台数は、1万台を超え、シビックでのFFV比率は5割(2007年6月)を超えている。
稲藁(いねわら)など、植物の茎や葉からエタノールを製造する技術の開発では、2007年5月、研究所内に実験プラントを設置。量産技術の確立に向け、研究開発をさらに加速していく。
家庭用小型コージェネレーションユニットは、2003年の発売以来、国内約5万世帯で活用されている。2007年3月より、アメリカでも販売開始した。
2007年6月より、関東地域を中心に販売開始。秋には、年産能力27.5メガワット規模を有するホンダソルテックの工場で量産開始し、日本全国での販売を本格的に始めていく。
今後も、足元をしっかり固め、未来への夢を描きながら、各事業領域での「源流強化」をさらに加速させ、お客様の喜びにつながる先進創造に、志高く、積極果敢にチャレンジしていく。
以上