ニュースリリース

  • ニュースルーム
  • ニュースリリース
  • 企業
  • 2005年度第3四半期 連結決算概況および通期業績見通し -連結売上高、関連会社持分利益が全四半期を通じて過去最高を更新。営業利益は第3四半期として過去最高を更新、通期業績見通しを上方修正-

2006年01月31日ニュースリリース

2005年度第3四半期 連結決算概況および通期業績見通し -連結売上高、関連会社持分利益が全四半期を通じて過去最高を更新。営業利益は第3四半期として過去最高を更新、通期業績見通しを上方修正-

-連結売上高、関連会社持分利益が全四半期を通じて過去最高を更新。 営業利益は第3四半期として過去最高を更新、通期業績見通しを上方修正-

Hondaの2005年度第3四半期業績は、全ての事業で増収となり、連結売上高は全ての四半期を通じて過去最高を更新。営業利益は、円安による為替影響、増収に伴う利益の増加、コストダウン効果などにより、販売費および一般管理費、研究開発費の増加などはあったものの、第3四半期として過去最高となった。税引前利益は、急激な円安に伴う売上レートと予約入金レート差によるマイナス影響や株式転換権を時価評価した結果、11.6%の減益となった。当期純利益は、関連会社持分利益が全ての四半期を通じて過去最高となったものの、11.7%の減益となった。
また、通期業績見通しを上方修正し、過去最高の業績を目指す。なお、当年度第4四半期に厚生年金基金の代行部分を返還する見通しとなったため、通期業績見通しには、概算値としての代行返上益(営業利益で1,280億円)を含めている。

2005年度第3四半期業績

単位:億円

  前年同期 当第3四半期 増減額(増減率・%)
売上高 21,338 24,720** +3,381(+15.8)
営業利益 1,576 1,949* +373(+23.7)
税引前利益 1,879 1,660 -218(-11.6)
関連会社持分利益 293 296** +2(+1.0)
当期純利益 1,507 1,331 -176(-11.7)
一株当たり当期純利益 161.78円 144.81円 -16.97(-10.5)

為替レート:1米ドル=117円 1ユーロ=140円

(*第3四半期として過去最高 **全ての四半期を通じて過去最高)

  • 連結売上台数(当社および連結子会社の完成車と持分法適用会社などへの完成車や生産用部品の合計)は二輪事業で全ての四半期を通じて過去最高を更新、汎用事業では第3四半期として過去最高を更新した。
    二輪事業は、278万8千台(12.3%増)と、アジアの持分法適用会社向け海外生産用部品や北米での売上を中心として増加。(なお、中国・インドの持分法適用会社で生産、販売された現地調達率100%のホンダブランド二輪車約60万台は、米国会計基準に基づき、売上高と同様、この売上台数には含まれていない)
    四輪事業は、北米を中心に海外での売上増はあったものの、国内などでの減少により、ほぼ前年並みの81万6千台(0.1%減)となった。
    汎用事業は、主に欧州、国内での売上が増加したことにより、113万4千台(8.6%増)となった。
  • 連結売上高は、全ての事業で増収となり、2兆4,720億円(15.8%増)と全ての四半期を通じて過去最高となった。(第3四半期としては6年連続で過去最高を更新)
  • 営業利益は、円安による為替影響、増収に伴う利益の増加やコストダウン効果などにより、販売費および一般管理費、研究開発費の増加などはあったものの、1,949億円(23.7%増)と第3四半期として過去最高となった。
  • 税引前利益は、急激な円安に伴う、輸出取引における売上レートと予約入金レート差によるマイナス影響や米国における車載通信サービスを目的に保有している米国企業の株式転換権を時価評価した結果、1,660億円(11.6%減)となった。
  • 関連会社持分利益は、296億円(1.0%増)と全ての四半期を通じて過去最高となった。
    (第3四半期としては5年連続で過去最高を更新)
  • 当期純利益は、1,331億円(11.7%減)となった。
  • なお、2005年度4-12月期(9ヵ月間通算)の連結売上高は7兆742億円(12.3%増)となった。
    利益については、営業利益は5,280億円(7.6%増)、税引前利益は4,797億円(9.1%減)、関連会社持分利益は、768億円(0.5%増)、当期純利益は3,775億円(3.7%減)、一株当たり当期純利益は、409.43円(2.3%減)となった。
    連結売上高、営業利益、関連会社持分利益は、4-12月期(9ヵ月間通算)として過去最高を更新した。

2005年度(2006年3月期)の業績見通し

売上計画を二輪事業1,038万台、四輪事業342万5千台、汎用事業573万台とし、連結売上高は6年連続で過去最高を更新する見通しである。(なお、中国・インドの持分法適用会社で生産、販売を予定している現地調達率100%のホンダブランド二輪車は約269万台となる予定であるが、米国会計基準に基づき、売上高と同様この売上台数には含まれていない)

利益についても、営業利益、税引前利益、関連会社持分利益、当期純利益のいずれも過去最高を更新する予定である。なお、当年度第4四半期に厚生年金基金の代行部分を返還する見通しとなったため、米国の法令により、概算値としての代行返上益(営業利益で1,280億円)を含めている。前提となる為替レートは、通期平均で1米ドル=112円、1ユーロ=136円(第4四半期:1米ドル=110円、1ユーロ=135円)とする。

単位:億円

  04年度 05年度見通し 増減額(増減率・%) ’05/10/27発表時見通し
売上高 86,501 97,400 +10,898(+12.6) 96,000
営業利益 6,309 8,600 +2,290(+36.3) 6,750
税引前利益 6,568 8,250 +1,681(+25.6) 6,550
関連会社持分利益 960 990 +29(+3.1) 940
当期純利益 4,861 6,050 +1,188(+24.4) 4,900

以上