ニュースリリース

2005年09月05日ニュースリリース

Honda、パキスタン四輪車工場の生産能力を拡大

  • Hondaのパキスタンにおける合弁会社であるホンダアトラスカーズ(パキスタン)・リミテッド(本社:ラホール市、社長:諏訪間 守)は、現地時間2005年9月5日(月)13時00分(日本時間 17時00分)、以下の件を発表致しましたので、その内容をご案内致します。

<ご参考>
 Hondaのパキスタンにおける合弁会社であるホンダアトラスカーズ(パキスタン)・リミテッド(以下略称、HACPL)は、本日、アジズ首相、タリーン工業大臣、州政府高官出席のもと、四輪車工場の能力拡大工事の着工式を行った。

 HACPLは、継続的な経済成長が続くパキスタンの旺盛な四輪車需要に応え、建屋の拡張、溶接・塗装設備の増強などを行い、生産能力を現在の2.5万台から2006年末までに5万台に拡張する。関連投資額は約16.7億ルピー(約29億円)を見込んでいる。

*1ルピー=1.74円で換算

 式上、Hondaのアジア・大洋州本部長である土志田諭(トシダサトシ)専務は、「パキスタンでは1960年代より二輪ビジネスを開始し、長い友好関係を築いてきており、今後も現地の経済と社会に貢献してゆきたい」と抱負を述べた。

 パキスタンの四輪車市場は昨年13.3万台と01年からの3年間で2倍以上に成長しており、Hondaの05年1-7月の販売実績はシティ、シビックともに好調で約1万8千台と前年比190%となっている。

ホンダアトラスカーズ(パキスタン)・リミテッド Honda Atlas Cars (Pakistan) Ltd. 概要

設立

1992年11月

資本金

4億2,000万ルピー

出資比率

本田技研工業株式会社 51%、シラジ家 30%、一般株主 19%

代表者

社長 諏訪間 守(スワマ マモル

所在地

ラホール市

従業員数

1,140名(2006年末 1,450名予定)

生産開始

1994年7月

生産能力

2.5万台/年(2シフト) (2006年末 5万台/年 予定)

生産車種

シビック、シティ

以 上