ニュースリリース

2005年08月04日ニュースリリース

Honda社会活動年次レポート 「Hondaの社会活動 2005」を発行

 Hondaは、Hondaグループが取り組んでいる社会活動の主な実績をまとめた活動報告書「Hondaの社会活動 2005」を発行した。
 Hondaの社会活動は社会活動推進室という専任部署を中心に、Hondaの社会活動理念である「次世代のために心豊かな人・社会づくりに努める」に基づいてすすめている。また、それぞれの事業所やグループ会社では地域社会と密接なつながりを築き、「地域との共生」をはかるとともに、存在を期待される企業となるために、それぞれの地域特性を活かした社会活動に取り組んでいる。
 今回の報告書は、国内のHondaの事業所のみならず、海外の事業所やHondaグループの関係各社の活動も広く網羅した内容としている。

社会活動年次レポート「Hondaの社会活動 2005」

社会活動年次レポート「Hondaの社会活動 2005」

Hondaの社会活動 2005の内容

Hondaの社会活動の考え方と2004年度までの主な活動実績

次世代の夢を育むための活動

次世代を担う子供たちが「夢にチャレンジする」ことを応援する、数々の活動に取り組んでいる。

代表的な活動例

「子どもアイディアコンテスト」

子どもアイディアコンテストは全国の小学生から未来に「あったらいいな」と思うもののアイディア作品のイメージを募集し、実際に作品づくりをしてもらうコンテストで、最優秀賞・優秀賞にはASIMOが学校を訪問するASIMO賞が贈られる。応募実績は開始した2002年度の70組122名から、第三回2004年度には2,028組2,340名に拡大した。

「読んで・聞かせて 交通安全キャラバン」

1970年という早期から安全普及運転活動に取り組んでいるHondaならではの活動で、Hondaの事業所のある地域の幼稚園・保育園を訪問して、絵本の読み聞かせによる情操教育と組み合わせた交通安全教育を行っている。こちらは2002年度の開催園数80園、参加人数10,740名から2004年度には260園、39,278名へと拡大、1999年の活動開始よりのべ9万名の園児が参加した。

地球環境を守るための活動

地球環境を守るために国内外で植林活動を行っている。中国の北京の北東約500kmのホルチン沙漠で行っている「喜びの森」計画では2000年の開始以来、従業員やOBなどが参加する植林協力ボランティアツアーを含め、2004年度までに約6万4千本の植林を実施した。

協賛・支援活動

第81回東京箱根間往復大学駅伝競走協賛、新潟県中越地震、スマトラ島沖地震・津波の災害支援など

国内事業所・グループ会社の活動

国内の事業所及びHondaグループ 56社の社会活動概要を掲載

海外の社会活動

Hondaの全世界での社会活動を紹介

「タイ 学校環境奨励賞」

タイ全国の37,336の小学校を対象に、タイ各地域の環境保全と環境改善につながるアイディアを募集し、優秀な提案に対し、タイのHondaグループが活動資金を援助する。約8ヵ月間の活動期間中の視察や第三者機関も含めた評価により、最も優秀な取組みには「国王賞」が贈られる。1999年の開始以来応募総数は約3,000校、支援校は540校にのぼった。

なお、本レポートは本日、8月4日(木)よりHondaの社会活動ホームページからPDF形式でダウンロード可能となる。(http://www.honda.co.jp/philanthropy/)

* 年次レポートの内容に関するお問い合わせは、社会活動推進室(電話:03-5412-1260)までお願いいたします。