ニュースリリース

2005年07月20日ニュースリリース

Honda、タイのエンジン工場の生産能力を拡大

 Hondaは、タイにおける四輪車の生産・販売会社ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド(以下、HATC)のエンジン工場の生産能力を、現在の年間15万基から、2006年春に30万基へ拡大する。投資額は約40億円を予定している。

 HATCのエンジン工場では、エンジンの主要部品であるシリンダーブロックの塑形・加工およびシリンダーヘッドの加工を行っており、自国内向けの他、アセアン域内や南西アジアにも供給している。今回、建屋の拡張を行って機械加工の第二ラインを設置するとともに、シリンダーヘッドの塑形設備も導入し、シリンダーブロック、シリンダーヘッドの一貫生産を行う予定である。

 またこのエンジン工場では、今月から、日米以外で初めて、砂型の不要なスピンキャスト製法を導入してシリンダースリーブの鋳造を開始している。

ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド Honda Automobile (Thailand) Co., Ltd. 概要

設立

2000年12月

資本金

54億6000万バーツ

出資比率

本田技研工業株式会社 75.94%
アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド 15.42%
その他 8.64%

所在地

アユタヤ県

代表者

社長 戸田 寛(とだ ひろし)

従業員

約3,700名

事業内容

四輪車の生産・販売、エンジン部品の製造など

完成車生産車種

アコード、シビック、シティ、ジャズ、CR-V

完成車生産能力

12万台/年