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2004年度 本田賞 ハーバード大学パブリックヘルス校栄養部門主任教授 ウォルター・C・ウィレット医学博士へ本田財団が授与 本田財団(設立者・本田宗一郎、理事長・川島廣守)では、2004年度の本田賞を米国ハーバード大学パブリックヘルス校栄養部門主任教授 ウォルター・C・ウィレット医学博士(59歳)に授与することを決定した。ウィレット博士は本田賞の25人目の授賞者で、米国人として5人目、医学分野では3人目の受賞者となる。 ウィレット博士は、食物摂取頻度調査票(FFQ)の開発を主導し、1980年より約20年間におよび、延べ約30万人の男女を対象にした大規模食事調査(コホート研究)を他に先駆けて行った。この研究により、ガン・心疾患・糖尿病などの慢性疾患の発生と予防に、食事が重要な役割を担っていることが、納得のいく形で証明された。また脂肪・アルコール・食物繊維などの食物成分と特定の疾病との関連性も明らかにされ、また葉酸やβカロチンなどビタミン・サプリメントの重要性の根拠ともなっている。 博士が研究を行う以前にも、多くの慢性疾患について、食事が重要な役割を果たすことは知られていたが、個々の事例において食事と疾病の結びつきは証拠付けられていなかった。この研究の結果、同様の大規模調査が世界中で始められ、特にガンと心疾患の発生と予防における食事の役割についての研究(栄養疫学)は一変し大きく発展を遂げた。 ウィレット博士のこれら一連の業績は、本田財団がその設立以来一貫して提唱してきた「エコ・テクノロジー」の理念と合致するものである。第25回目となる授与式は11月17日(水)に東京のホテル・オークラで行われ、副賞として1,000万円が贈呈される。 *エコ・テクノロジー(Eco-Technology) エコロジー(Ecology:生態学)とテクノロジー(Technology:科学技術)とを組み合わせた造語で、人と技術の共存を意味する。従来の効率と利益のみを追求する技術でなく、「人間活動をとり巻く環境全体との調和をはかった真の技術」が、今後の社会に求められるとして、新たに提唱された技術概念。 財団法人 本田財団 東京都中央区八重洲2-6-20 〒104-0028 TEL:03-3274-5125 FAX:03-3274-5103
他に900以上の論文が出版されている |
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