ニュースリリース

2004年05月25日ニュースリリース

ドライバー自身が自己の交通行動を考える小冊子 「トラフィック・マナー(ルールを守るココロ)」を作成、ユーザーに配布

ご参考

 Hondaは、ドライバー自身が自己の交通行動を考えるための小冊子「トラフィック・マナー(ルールを守るココロ)」を作成し、Honda四輪販売店を通じて無料配布する。Hondaは2001年6月に身障者理解のための「トラフィック・バリアフリー」、2002年7月に交通弱者(子ども)理解のための「トラフィック・パートナー」、2003年5月には高齢者の交通理解のための「トラフィック・シニア(街行く高齢者たち)」を発行しており、「トラフィック・マナー(ルールを守るココロ)」は、4冊目の小冊子となる。

小冊子「トラフィック・マナー」

小冊子「トラフィック・マナー」

 2003年の交通事故死者数は7,702人と、1957年以来46年ぶりに8,000人を下回った。
しかし、交通事故発生件数は約94万8千件、負傷者数は約118万1千5百人といずれも過去最悪を記録した。事故の大部分は安全不確認や脇見運転など、ドライバーや歩行者など交通参加者の法令違反も原因となっており、ルールを守ることが求められている。
小冊子「トラフィック・マナー(ルールを守るココロ)」は、現代の交通社会によく見られる安全に関わるルール違反とその違反を行う心理背景を解説し、交通参加者一人一人が自らの交通行動を振りかえってもらえる内容とした。交通社会に参加する全ての人が「ルールを守る」ことの意味を再認識することで、安全かつ快適な交通社会の実現を目指した啓発小冊子である。

*警察庁資料

 Hondaの四輪販売店では、セーフティコーディネーター(Hondaの交通教育センターで専門の研修を受け、安全運転アドバイスや情報を提供できる営業スタッフやサービススタッフ)を通じて小冊子「トラフィック・マナー」をお客様に配布するなど、Hondaのネットワークを活用し、この小冊子を多くの方々に読んでいただく予定。
なお、この小冊子制作にあたっては、交通心理学の専門家である立教大学教授、芳賀繁(はが しげる)氏に監修をいただいた。

小冊子「トラフィック・マナー(ルールを守るココロ)」の主な内容

  • 人対クルマ「歩行者保護」
  • クルマ対クルマ「カーコミュニケーション」
  • 自転車対クルマ「無灯火の自転車」
  • 人・自転車対クルマ「携帯電話」
  • あなたがおかしやすい「違反タイプ」診断テスト
  • 特別付録「トラフィック・マナー」ステッカー(ASIMOシール)

 Hondaは、より良い交通社会の実現に向け、交通社会に参加するすべての人に対しての安全啓発活動に継続的に今後も取り組んでいく。

「トラフィック・マナー(ルールを守るココロ)」の問い合わせ先
Honda安全運転普及本部  TEL 03-5412-1575  FAX 03-3423-0511