ニュースリリース

2004年01月30日ニュースリリース

2003年度第3四半期 連結決算の概況

~厳しい競争環境下で為替影響などを吸収して過去最高を更新~

2003年度第3四半期業績

(*第3四半期としての過去最高 **すべての四半期としての過去最高)

  実績(億円) 前年同期 増減(%)
売上高 19,922* 19,892 +0.2
営業利益 1,611* 1,589 +1.4
税引前利益 2,035** 1,587 +28.3
当期純利益 1,510** 1,151 +31.2
一株当たり純利益 158.66円** 118.63円 +33.7

為替レート:1ドル=109円 1ユーロ=130円 

Hondaの2003年度第3四半期業績は、ドル安が進行するという為替環境下において、国内四輪販売は減少したものの、北米を中心とした海外での販売が好調に推移し、売上高、営業利益は、第3四半期として過去最高を更新。税引前利益と当期純利益は、すべての四半期を通じて過去最高を更新した。 

  • 売上台数は、二輪、四輪、汎用事業ともに過去最高を更新。
  • 二輪事業は、236.7万台(10.3%増)と、拡大するアジアや、北米を中心として増加。
  • 四輪事業は、74.7万台(6.4%増)となった。国内は、2.5万台の減少となったものの、北米では、「エレメント」、「新型アキュラTL」、「アキュラTSX」等の販売好調に伴い、1.9万台の増加、欧州では、「Jazz」、「CR-V」の販売が順調に推移したことなどにより、0.5万台の増加、アジアでは主に、中国、マレーシア、台湾などで3.2万台増加した。
  • 汎用事業は、主に北米での売上増により、106.4万台(23.4%増)となった。 
  • 売上高は、為替換算上の減少影響はあったものの、全ての事業で売上台数は増加し、19,922億円(0.2%増)となった。(前年同期と同じ為替レートを適用した場合は、6.3%の増収と試算される) 
  • 営業利益は、厳しい競争環境下で為替による影響はあったものの、増収に伴う利益の増加やコストダウン効果などにより、1,611億円(1.4%増)となった。 
  • 税引き後に加算される持分利益は、事業展開の拡大が著しいアジアにおける合弁会社の利益増により、250億円(62.5%増)と大幅に増加し、当期純利益は1,510億円(31.2%増)となった。

2003年度業績見通し

2003年度の業績見通しは、為替前提を中間期決算発表時の1ドル=114円、1ユーロ=130円から、1ドル112円、1ユーロ132円とし、売上高、税引前利益、当期純利益で過去最高を目指す。

  今回見通し(億円) 前年同期比(%) 参考:前回見通し(億円)
売上高 81,000 +1.6 82,200
営業利益 6,230 -9.6 6,230
税引前利益 6,480 +6.3 6,480
当期純利益 4,730 +10.9 4,700

以上