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四輪製品ニュース
2004年8月24日
歩行者を検知しドライバーに知らせる
世界初の「インテリジェント・ナイトビジョンシステム」を新開発
―夜間の運転支援システムとして今秋発売のレジェンドに搭載―


 Hondaは、遠赤外線カメラにより、車両進路上の歩行者や横断中の歩行者を検知し、画面上の表示とブザー音により運転者の注意を促す世界初の「インテリジェント・ナイトビジョンシステム」を新開発、今秋発売の「レジェンド」に搭載する。

 「インテリジェント・ナイトビジョンシステム」は、フロントバンパー下部に設置した2基の遠赤外線カメラの映像から、赤外線を放射する対象物の位置や動きを検知し、対象物が車両進路上にいるのか横断中なのかを認識する。さらにその大きさや形状からその対象物が歩行者であるかどうかを判断する。夜間、車両前方の映像をディスプレイに表示してドライバーの視覚を支援する一般的なナイトビジョン機能に加え、進路上や横断しようとしている歩行者の存在をドライバーに伝える機能を世界で初めて実現した。

 歩行者の死亡事故は、交通事故死亡者の約3割を占めている。Hondaは、歩行者の事故メカニズムの解明と歩行者保護技術開発のため、1998年に世界初の歩行者ダミー「POLAR I」を、2000年にはより人体に近い構造をもち計測部位を増やした「POLAR II」を発表、独自の歩行者保護技術の開発を積極的に進めている。今回、歩行者死亡事故の約7割を占めている夜間重大事故の対応として「インテリジェント・ナイトビジョンシステム」を開発した。今後もHondaは、歩行者との事故を未然に防止する技術の開発を積極的に続けていく。
※出典: ITARDA(交通事故総合分析センター)平成15年度交通統計

肉眼同等の映像   Hondaインテリジェント・ナイトビジョンシステムによる映像
肉眼同等の映像 Hondaインテリジェント・ナイトビジョンシステム
による映像

「インテリジェント・ナイトビジョンシステム」システム構成

遠赤外線カメラ(2基)
人や物体が放射する遠赤外線を映像化するカメラ。遠赤外線を使用しているため、可視光カメラや近赤外線カメラのようにライトの照射がなくても映像が得られる。

ヘッドアップディスプレイ
インストルメントパネル上部に設置されたミラーが映像を映し出す。ミラーは昼間には格納されている。

歩行者検知ECU
カメラからの映像と車速などの車両情報から、歩行者の位置と動きを判断。歩行者強調枠とブザー音によりドライバ ーの注意を喚起する。

各種センサー
ヘッドライト点灯情報、ワイパー作動状況、ヨーレート、車速、外気温センサーなど。

制御システムのフローチャート

制御システムのフローチャート


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