ニュースリリース

2003年11月14日ニュースリリース

Honda 台湾で新型アコードの販売を開始

  • Hondaの100%子会社である台湾本田股份有限公司(本社:台北市、総経理:藤崎照夫)は、現地時間2003年11月14日(金)14時00分(日本時間同 15時00分)、以下の件を発表致しましたのでその内容をご案内致します。

ご参考

    Hondaの台湾における現地法人 台湾本田股份有限公司(以下、台湾本田)は、新型アコードの販売を11月14日より全国一斉に開始する(3.0 V6の発売は、12月中旬)。新型アコードは、10月より既に台湾南部 屏東市の台湾本田の四輪車工場で生産を開始しており、販売価格は、中級グレードの2.0 EXで809,000元(約260万円*)、年間で約10,000台の販売を見込んでいる。

  • *1元=3.2円で換算

    このアコードは、昨年9月よりアメリカで販売されている北米向け新型アコードをベースに、台湾の道路事情や使用条件に合わせた仕様の変更を行ったもので、高い品質、信頼性、安全性に加えて、優れた走行性能、居住性・機能性、スポーティなスタイリングを実現している。また環境面では、燃費の向上に加えて、欧州排出ガス基準におけるEuroIIIレベルを達成している。

 Hondaは、2002年2月に全額出資の現地法人として台湾本田を設立、それまでの現地パートナーとの提携による事業から、Hondaのグローバル調達・生産ネットワークを最大限に活用したビジネス体制への転換を図っている。台湾本田は、2002年6月、屏東市にある自動車メーカー 大慶汽車工業の生産設備および土地の一部を購入した後、Honda独自の生産システムを導入するため、新たな生産設備などへの投資を行い、2003年1月にCR-Vの生産を開始。今年は1-10月で約8,500台を生産・販売、2003年はCR-Vとアコードで約11,000台を見込んでおり、2004年は上記2機種で約20,000台の生産・販売をめざす。

 販売面では、新車販売、アフターサービス、部品販売の機能を備えたHonda独自のディーラー網の拡充をすすめており、現在の20店体制から、2004年6月には、約30店までに拡大する予定。

新型アコード 概要

タイプ (価格)

2.0 LX

769,000元

2.0 EX

809,000元

2.0 EX-S

859,000元

3.0 V6

1,079,000元

主要装備

5速 オートマチック・トランスミッション

EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)

運転者用・助手席用SRSエアバッグシステム

前席用サイドエアバッグシステム(2.0 EX-S、3.0 V6のみ)

TCS(トラクションコントロールシステム)(3.0 V6のみ)

クルーズコントロール(2.0 EX-S、3.0 V6のみ)

サンルーフ(2.0 EX、2.0 EX-S、3.0 V6のみ)

本革シート

左右独立コントロールオートエアコン(2.0 EX、2.0 EX-S、3.0 V6のみ)

アルミホイール

イモビライザー

キーレス エントリー

台湾本田股份有限公司(Honda Taiwan Co.,Ltd)概要

設立

2002年2月

資本金

約36億元(約115億円*

  • *1元=3.2円で換算

出資比率

本田技研工業株式会社 100%

本社所在地

台北市(工場所在地は屏東市)

代表者

総経理 藤崎照夫

従業員

約850名(2003年末)

生産開始

2003年1月

生産車種

CR-V、アコード2.0、3.0 V6

生産能力

30,000台/年