ニュースリリース

2003年09月19日ニュースリリース

Honda、国際航空連盟(FAI)より「オノラリー・グループ・ディプロマ」を受賞

ご参考

 Hondaは、国際航空連盟(FAI:Federation Aeronautique Internationale)より、NPO法人熱気球運営機構(AirB)と共に、FAI賞「オノラリー・グループ・ディプロマ」を受賞、10月9日にポーランドで開催される第96回FAI総会で表彰される事になった。 

 今回の受賞は、国内最大の熱気球大会である「熱気球ホンダグランプリ」をスポンサードしているHondaと、企画運営しているNPO法人熱気球運営機構(AirB)が航空スポーツ活性化に多大に貢献している事が高く評価されて受賞となったもの。
 具体的には、

  • 昨年で10周年を迎えた熱気球ホンダグランプリの累計観客動員数が1000万人を超えたこと。
  • 開催地域の人々と共に創り上げる大会としての地域振興への貢献。
  • 身障者や高齢者、子供など幅広い層の方たちが熱気球を体験出来るように、ドアのついたバリアフリー搭乗バスケットを提供し、グランプリ大会やイベント会場で活用している事などが受賞理由となっている。

    Hondaは、1990年から佐賀県の熱気球大会を特別協賛。1993年から、国内シリーズ戦「熱気球ジャパンホンダグランプリ」(現在は渡良瀬、佐久、鈴鹿、佐賀、茂木の全5戦)をスポンサードし、1998年からはアメリカ、ヨーロッパ、アジアでの「熱気球ワールドホンダグランプリ」(全3戦)もスポンサードしている。Hondaからは「ホンダ・ホットエアバルーンチーム」が上記全ての大会に参戦している。また同グランプリは、世界トップクラスの選手の参加する熱気球競技レベルの向上や、世界に通じる日本人選手の育成にも貢献してきた。 

 最新技術の粋を盛り込んだ精密マシンで“一秒”を競うF1レースとは対極にある熱気球競技は、空気を熱するという、たった一つの手段で浮上し、風にのって移動するという最もプリミティブなモビリティー競技といえる。また、熱気球は大空へ舞上がる開放感が味わえ、空を見上げる子どもから大人まで、誰にでも大空への「夢」や自然の素晴らしさを感じさせてくれる乗り物でもある。Hondaはモビリティーのリーディングカンパニーを目指し、人々に「喜び」や「夢」を提供し続ける取り組みの一貫として、今後も熱気球競技を通じて応援していく。 
*国際オリンピック委員会(IOC)が1905年に空のスポーツを統括する国際機関として設立した連盟