ニュースリリース

2003年04月21日ニュースリリース

Hondaコーポレート・ガバナンス体制の整備について

 Hondaは、お客様、社会、株主からの信頼をより高め、「存在を期待される企業」となるために、コーポレート・ガバナンス体制の整備を行うことを発表いたしました。
 今後さらにグローバルな事業展開を推し進めてゆくために、権限委譲を加速して、地域や組織の自立性をより高めるとともに、経営管理機構の整備、行動指針の制定、コンプライアンス・リスク管理体制の整備を行ってまいります。

経営管理機構の整備

取締役会の強化

  • 本日の取締役会において、重要な投資案件などについて機動的な意思決定ができるよう「重要財産委員会」の設置を決議した。

監査役会の強化

  •  本年6月開催予定の定時株主総会において社外監査役2名を選任し、監査役4名のうちの半数として独立性を強化する。
  •  本年4月に、監査役会をサポートする直属のスタッフ組織として「監査役室」を設置した。
  •  会計監査人の選任、報酬および非監査業務等に関しての監督を強化してゆく。

行動指針の制定

Honda全体で共有する行動指針として「わたしたちの行動指針」を本年4月に制定した。

コンプライアンス・リスク管理体制の整備(本年4月)

  • Hondaの各組織が、担当取締役の主導の下で、法令の遵守やリスクの予防に努め、その状況を定期的に検証するなど、コンプライアンスやリスク管理について体系的に取り組む仕組みの整備に着手した。
  • リスク管理の推進を担当する取締役として、リスクマネージメント・オフィサーを定めた。
  • コンプライアンスの推進を担当する取締役として、コンプライアンス・オフィサーを定めた。
  • 企業倫理やコンプライアンスに関する事項を審議する組織として、取締役で構成する「企業倫理委員会」を設置した。
  • 企業倫理に関する問題について、提案を受け付け、改善につなげるため、「企業倫理改善提案窓口」を設置した。

以上