Hondaの台湾における現地法人 台湾本田股份有限公司(以下、台湾本田)は、台湾南部 屏東市に新たに完成した四輪工場において、CR-Vの現地生産を開始し、1月20日のラインオフ式典に引き続き、翌21日台北市にて発表/発売式典を行った。販売価格は、中級グレードのLXで799,000元(約280万円*)。同日より、同社が新たに構築した四輪ディーラー網を通して全国一斉に販売を開始し、年間で約10,000台の販売を見込む。
(*1元=3.5円で換算)
Hondaは、2002年2月に全額出資の現地法人として台湾本田を設立、それまでの現地パートナーとの提携による事業から、Hondaのグローバル調達・生産ネットワークを最大限に活用したビジネス体制への転換を図っている。台湾本田は、2002年6月、屏東市にある自動車メーカー 大慶汽車工業の生産設備および土地の一部を購入した後、Honda独自の生産システムを導入するため、新たな生産設備などへの投資を行なった。
また販売面では、新車販売、アフターサービス、部品販売の機能を備えたHonda独自のディーラー網の拡充を進め、2003年末までに30店舗の体制を整える。
869,000元
(799,000元)
719,000元
2002年2月
約36億元(約126億円)
本田技研工業株式会社 100%
台北市(工場所在地は屏東市)
総経理 藤崎照夫
約500名
屏東県 屏東市(高雄市より約15km東)
約188,000m2
約65,000m2
CR-V