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四輪製品ニュース
2003年9月4日
衝突時の「自己保護性能」と、「相手車両への攻撃性低減」を両立する
「コンパティビリティ対応ボディ」を新開発、新型ライフより適用を開始


 Hondaは、車相互の衝突時に衝突エネルギーをエンジンルームで効率よく分散・吸収することにより、自己保護性能を大幅に向上するとともに、相手車両への攻撃性を低減する「コンパティビリティ対応ボディ」を新開発、9月5日発売の新型ライフより適用を開始する。また、今後新型プラットフォームを採用する車両すべてにこの「コンパティビリティ対応ボディ」を適用する。

 「コンパティビリティ対応ボディ」では、衝突エネルギーを広範囲で分散して吸収すると同時に、相手車両のフレームと横及び上下方向のすれ違いが起きにくいボディ前面の骨格構造を採用している。新型ライフでは、高効率なエネルギー吸収を行うメインフレーム、上部の衝突エネルギー吸収を行うアッパーフレームと、相手車両とのフレーム同士のすれ違いを防止するロアメンバー構造を採用、横及び上下方向の相手車両とのフレームのすれ違い防止と衝突エネルギーの分散吸収を実現している。この結果、相手車両重量が2トンクラスまでの乗用車との正面衝突において、衝突エネルギーの吸収を前モデルに比べて、エンジンルームで約50%増加すると同時に、キャビンでの吸収量は約30%低減しており、衝突時のキャビンの変形量を低減し乗員の保護性能を向上させながら、相手車両への攻撃性の低減を可能とした。

 Hondaは、1998年に人への傷害軽減を目指し、衝突時に発生する様々な衝撃(G)をコントロールするHonda独自のGコントロール技術により、「乗員の傷害値低減」と「生存空間の確保」を両立する衝突安全ボディを発表、2000年には、クルマ相互の衝突安全に関する独自の研究目標を設定し、衝突実験を実施してきた。今回の「コンパティビリティ対応ボディ」は、よりリアルワールドでの事故実態に即したクルマ相互のさまざまな衝突実験を通じ、車両重量や構造が異なる車両同士の衝突に対応する技術として、独自のGコントロール技術をさらに進化させたものである。

新型ライフとレジェンドの衝突実験
新型ライフとレジェンドの衝突実験

新型ライフ「コンパティビリティ対応ボディ」構造
新型ライフ「コンパティビリティ対応ボディ」構造

「自己保護性能」:衝突時における自車乗員の傷害低減と生存空間の確保
「相手車両への攻撃性」:車両同士の衝突時における過度の衝撃荷重集中による相手への一方的な被害の増大


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