ご参考
Hondaの最新の燃料電池車FCX-V4は、来る3月3日(日)に米国ロサンゼルス市で行われる第17回ロサンゼルスマラソンのオフィシャルカーとして、約23,000人のランナーを約42.195kmに渡って先導する。今回のマラソン先導は、Honda燃料電池車の高い信頼性を示すものである。
ロサンゼルスマラソンは米国西海岸最大の市民マラソンであるが、Hondaは昨年3月行われた同マラソンにおいても、FCX-V3で同様にオフィシャルカーとして先導しており、今回が2回目のマラソン先導となる。
Hondaはかねてより化石燃料の代替、排出ガスの削減、地球温暖化への影響低減などという観点から燃料電池を次世代のパワープラントととらえ、燃料電池車の開発を行っており、既に米国、日本にて実車を使った公道テストを実施、1万km超を走行している。これらのテストを通じて混合交通における市場適合性などといったデータの蓄積や、要素技術の向上を続け、2003年に実用化することを目指している。
乗員定員 | 4名 | |
最高速 | 140km/h | |
モーター | 最大出力 | 60kW (82PS) |
最大駆動トルク | 238Nm | |
種類 | 交流同期電動機 | |
燃料電池スタック | 形式 | PEFC(固体高分子膜型)(バラード製) |
出力 | 78kW | |
燃料 | 種類 | 圧縮水素ガス |
貯蔵方式 | 高圧水素タンク(350気圧) |