ニュースリリース

2002年10月10日ニュースリリース

アコード、アコードワゴンをフルモデルチェンジし発売

 Hondaは、DOHC i-VTECエンジンによる高い走行性能と、世界トップレベルの優れた空力性能をもち、高速道路における車線維持と車間/車速制御による運転者支援システム(Hondaインテリジェント・ドライバーサポート・システム※1) 、音声認識ホンダ・DVDナビゲーションシステム※2、サイドカーテンエアバッグシステム※3などを装備し、さらに一部タイプでは前モデルに対し約5万円価格を下げるなどした新型アコードシリーズ(アコード/アコードワゴン)を、アコードは10月11日より、アコードワゴンは11月28日より全国のホンダクリオ店から発売※4する。

アコード 24S

アコード 24S

 7代目となる新型アコード(アコード/アコードワゴン)は、初代アコードから継承されてきた「人と社会との調和」という理念のもと、「New Quality Tourer(ニュー・クオリティ・ツアラー)」をコンセプトに、あらゆるシーンでの長時間、長距離運転でもストレスを感じさせない、スポーティでありながらも心地よく安心感のある走りに加え、細部にまでこだわった上質な内外装、高い安全・環境性能をもつ新しいミッドサイズ・セダン、ワゴンのベンチマークとして開発された。

  •     スタイリング:クルマとしての機能を追及した上質感と躍動感のあるエクステリアデザイン。
  • 走行性能:DOHC i-VTECエンジンによる高い走行性能。
  • 空力性能:世界トップレベルのCD値※5を達成。
  • 居住空間:ゆとりと使い易さにこだわったパッケージ&ユーティリティ。アコードワゴンには片手で簡単にリアシートを収納できる世界初のワンモーションリアシートとリモコン操作により自動開閉できるパワーテールゲートを標準装備。
  • 先進高機能装備:高速道路で、車線維持支援と車間/車速制御を行うことによりドライバーの運転負荷軽減に貢献するHiDS(Hondaインテリジェント・ドライバーサポート・システム)※1や、音声認識ホンダ・DVDナビゲーションシステム※2を新たに採用。
  • 環境性能:全タイプ国土交通省「超-低排出ガス」または「優-低排出ガス」認定を取得。平成22年燃費基準にも適合※6
  • 安全性能:新開発サイドカーテンエアバッグシステム※3の採用など、Honda独自のGコントロール技術による優れた衝突安全性能を実現。
  • ※1アコード24T、24TL、アコードワゴン24T(FF車)、24T・エクスクルーシブパッケージ(FF車)にメーカーオプション
  • ※2全タイプにメーカーオプション
  • ※3アコードEuro-R、24Sのレカロ社製バケットシート(フロント)装着車を除くアコード、アコードワゴンにメーカーオプション(i-サイドエアバッグシステム、リアヘッドレスト(中央)とのセット装着)
  • ※4アコードEuro-Rは12月10日より、アコードワゴン24Eの4WD車は2003年2月13日より発売
  • ※5空気抗力係数(Honda測定値)
  • ※6アコード20EL、20E、アコードワゴン(24Eの一部仕様を除く)
アコードワゴン 24T(オプション装着車)

アコードワゴン 24T(オプション装着車)

販売計画台数(国内・月間)

アコード/アコードワゴン合計

5,000台

全国メーカー希望小売価格

(消費税含まず、単位:千円)

◎印は写真掲載タイプ

  タイプ エンジン トランスミッション 駆動 価格  
アコード 20E 2.0L DOHC i-VTEC 5AT FF 1,990  
4WD 2,190  
20EL FF 2,140  
4WD 2,340  
24T 2.4L DOHC i-VTEC FF 2,150  
24S FF 2,350
24TL FF 2,450  
Euro-R 2.0L DOHC i-VTEC 6MT FF 2,530  
アコードワゴン 24E 2.4L DOHC i-VTEC 5AT FF 2,190  
4WD 2,410  
24T FF 2,490
4WD 2,710  

アコード ボディカラー(新色2色を含め、8色を用意)

  • プレミアムホワイト・パール※7
  • サテンシルバー・メタリック
  • ナイトホークブラック・パール
  • インディゴブルー・パール
  • グラファイト・パール(新色)
  • ミストオパールグリーン・メタリック(新色)

Euro-R

  • プレミアムホワイト・パール※7
  • サテンシルバー・メタリック
  • ナイトホークブラック・パール
  • グラファイト・パール(新色)
  • アークティックブルー・パール(専用色)
  • ミラノレッド(専用色)

アコードワゴン ボディカラー (新色3色を含め、8色を用意)

  • プレミアムホワイト・パール※7
  • サテンシルバー・メタリック
  • ナイトホークブラック・パール
  • インディゴブルー・パール
  • デザートミスト・メタリック(新色)
  • グラファイト・パール(新色)
  • ロイヤルルビーレッド・パール
  • バーモントグリーン・パール(新色)
  • ※7プレミアムホワイト・パール塗装車は30千円高。

主なメーカーオプション

  • プライバシーガラスは30千円高(アコードワゴン24E、24Tに設定)。
  • 15インチアルミホイールは50千円高(アコード20E、20ELに設定)。
  • 16インチアルミホイールはアコード24Tに60千円高(16インチスチールホイールからの変更)、16インチアルミホイール+タイヤはアコードワゴン24Eに80千円高(15インチスチールホイール+タイヤからの変更)で設定。
  • プレミアムサウンドシステムは60千円高(アコード20Eを除く)。
  • 音声認識ホンダ・DVDナビゲーションシステムは280千円高。
  • 薄型電動スモークドガラス・サンルーフ(チルトアップ機構付)は80千円高(アコード20E、24S、Euro-Rを除く)。
  • Hondaスマートカードキーシステムは50千円高(アコード20E、アコードワゴン24Eを除く)。
  • レザーインテリア(本革シート(前席シートヒーター付))はアコード20EL、24TLに80千円高(運転席8ウェイパワーシート付 本革/ソフトウイーブコンビネーションシートからの変更)、アコード24Sに160千円高(モケットシートからの変更、運転席8ウェイパワーシートとのセット装着)、アコードワゴン24E・エクスクルーシブパッケージ、アコードワゴン24T・エクスクルーシブパッケージに130千円高(ソフトウイーブシートからの変更)で設定。
  • 前席用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)+サイドカーテンエアバッグシステム+リアヘッドレスト(中央)は80千円高(Euro-R、24Sのレカロ社製バケットシート(フロント)装着車を除く全タイプに設定)。
  • MOMO本革巻ステアリングホイール&レカロ社製バケットシート(フロント)は130千円高(アコード24Sに設定)。
  • HiDS(Hondaインテリジェント・ドライバーサポート・システム)は350千円高(ただし他のオプションとのセット装着となり、アコード24T、アコード24TL、アコードワゴン24TのFF車、アコードワゴン24T・エクスクルーシブパッケージのFF車に設定)。
  • VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)は70千円高(アコードワゴン24T、24T・エクスクルーシブパッケージ、24T・スポーツパッケージの各FF車に設定)。

アコードワゴンにパッケージメーカーオプションを設定

  装備内容 価格
24E・エクスクルーシブ
パッケージ
運転席8ウェイパワーシート、オートライトコントロール、
本革巻ステアリングホイール、
木目調パネル(コンソールパネル&パワーウインドウスイッチパネル)、
プレミアムサウンドシステム、プライバシーガラス、AC100V電源、
雨滴検知ワイパー、16インチ・アルミホイール+タイヤ
240千円高
24T・エクスクルーシブ
パッケージ
運転席8ウェイパワーシート、オートライトコントロール、クルーズコントロール、
プレミアムサウンドシステム、プライバシーガラス、AC100V電源、
Hondaスマートカードキーシステム、雨滴検知ワイパー、
木目調パネル(コンソールパネル&パワーウインドウスイッチパネル)
200千円高
24T・スポーツパッケージ 本革/ソフトウィーブコンビネーションシート、メッシュタイプ・フロントグリル、
テールゲートスポイラー、ブラックアウト・サブリフレクター・ヘッドライト、
ボディ同色サイドシルガーニッシュ(エアロフォルム)、
メタル調パネル(コンソールパネル&パワーウインドウスイッチパネル)、
レッド照明大径自発光メーター、プライバシーガラス、
エアロフォルムバンパー(フロント/リア)、
スポーツサスペンション(FF車のみ)、17インチ・アルミホイール+タイヤ(FF車のみ)
270千円高
(4WD車は
190千円高)

新型アコード/アコードワゴンの主な特長

アコード

スタイリング

  • 空力性能の追求から生まれた存在感のあるフォルムは、静・動ともに、上質感と躍動感のあるエクステリアデザインを表現している。

インテリア

  • 素材の質感や合わせ建て付けの精度はもとより、走行時の高い乗員ホールド性や運転操作時の動き易さにもこだわったインテリアデザイン。見て、触って、使って感じられる、高い質感と優れた機能性を実現している。
  • フロント席は、シート奥に身体が自然に引き込まれるような形状とすることで腰全体をしっかりとホールドするとともに、シートバックを大きくし、シートサイド部の硬度を最適化することで座り心地とホールド性を両立した。また、運転席にはフィット感のよさが定評のシュクラ社製ランバーサポートを採用※8している。
  • ※824TL、24S、24T、20ELに標準装備

走行性能

ボディ

  • セダンとして世界トップレベルの空力性能CD値0.26※5を達成、高速走行性能、燃費、静粛性に大きく寄与している。
  • 曲げ剛性やねじり剛性といった静剛性に加え、動剛性を徹底的に追求した軽量・高剛性ボディの採用により、フロントの応答性、リアの安定性、乗り心地を大幅に向上している。

エンジン

  • Honda独創のVTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)に加え、吸気バルブタイミングの位相をエンジン負荷に応じて連続的に制御するVTC(可変バルブタイミング・コントロール機構)を組み合わせたDOHC i-VTECエンジンシリーズは「高トルク」「低燃費」「低排出ガス」を高次元で達成している。
  • 2.4L DOHC i-VTECエンジン 147kW(200PS)/232N・m(23.7kg・m)
  • 2.0L DOHC i-VTECエンジン 114kW(155PS)/188N・m(19.2kg・m)*※9
    全タイプで国土交通省「超-低排出ガス」認定または「優-低排出ガス」認定を取得するなど高い環境性能も実現。2.0L DOHC i-VTECエンジンは13.8km/L※10の低燃費により平成22年燃費基準にも適合している。
  • 電子制御スロットルコントロールシステムDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)を採用※11。アクセルペダルによるスロットルバルブのコントロールをセンサーによって電気信号に変換し、ECUで車速やエンジン回転数から最適なスロットル開度を算出。アクチュエーターがスロットルバルブを直接制御することにより緻密でリニアなスロットルコントロールを可能とした。
  • ネット値
  • ※920EL、20EのFF車
  • ※1020EL、20EのFF車(10・15モード走行燃料消費率/国土交通省審査値)
  • ※1124TL、24S、24Tに標準装備

トランスミッション

  • 低フリクションクラッチや高効率・超薄型トルクコンバーター、複列式アイドルギアなどを採用した、高効率、コンパクトな5速オートマチックトランスミッション※12を開発。クルーズ時の低燃費や加速時のリニアな変速に寄与している。また、Sマチックとあいまってマニュアル感覚の変速操作で走りを楽しむことも可能としている。
  • ※12Euro-Rを除く全タイプ

シャシー

  • フロントには直進安定性に優れるダブルウイッシュボーン・サスペンションを採用。
  • リアにはジオメトリーの最適チューニングにより旋回時のスタビリティを向上させた5リンク・ダブルウイッシュボーン・サスペンションを採用。
  • VSA(ABS+TCS+横滑り抑制)※13の横滑り抑制システムを従来のフロント2輪ブレーキ制御から4輪制御に進化させることで、きめ細かなコントロールを実現。コーナリング中の車両の挙動安定性を高めている。
  • ※1324TLに標準装備、24TにHiDSとセットでメーカーオプション

パッケージ&ユーティリティ

  • ロングツーリングでも疲れにくい、運転し易い環境を追求したゆとりのある居住空間を実現。
  • 大きな荷物にも対応できる6:4分割可倒式リアシートを採用。
  • リア中央席ヘッドレスト※14とリア全席3点式ELR/ALRシートベルトを装着。リア席3名乗車時のより高い安全性を確保している。
  • 新設計のトランクヒンジの採用により、荷物収納時にヒンジアームが荷物にあたるのを防ぐと同時に大きな開口部を実現している。
  • 外からでもスイッチを押すだけでトランクを開けることができる電気式トランクオープンスイッチを採用。
  • ※14Euro-R、24Sのレカロ社製バケットシート(フロント)装着車を除く全タイプにメーカーオプション、前席用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)+サイドカーテンエアバッグシステムとセット装着。

走りをさらに追求した、アコードEuro-R

  • エアロフォルムバンパーやハニカムメッシュタイプのフロントグリル、17インチアルミホイールなど、スポーツを全身で表現したエクステリアデザインを採用。
  • スプリング、スタビライザー、ブッシュ類をハードな設定に変更すると同時にダンパーの減衰力を最適化。フロントには左右連結ストラットタワーバーを採用するなど、乗り心地を犠牲にすることなくレスポンスのよいスポーティな走りと高い走行安定性を達成している。
  • 2.0L DOHC i-VTECエンジンは162kW(220PS)/206N・m(21.0kg・m)*を達成するとともに国土交通省「優-低排出ガス」認定を取得。高出力と高い環境性能を両立している。
  • 軽量コンパクトで高いレスポンス性能の6速マニュアルトランスミッションを採用。
  • MOMO本革巻ステアリングホイール、レカロ社製バケットシート(フロント)、アルミ製シフトノブなどを採用、ドライバーが操作する歓びを感じられるスポーティなインテリアとしている。
  • ネット値

アコードワゴン

スタイリング

  • 「積める」「走る」を表現した伸びやかさと豊かさを強調するエクステリアデザイン。特徴的なウイングルーフは急降下する隼(はやぶさ)をイメージしてデザインされ、伸びやかさと塊感を醸し出している。

インテリア

  • アコードと共通の高い質感と優れた機能性はそのままに、キャビンからラゲッジスペースまでを広く上質感のあるデザインとした。
  • テールゲート開口部を大きくシンプルに、ラゲッジフロアを低く、リアシート収納時はフラットで広々としたスペースとすることで大きくすっきりとした荷室空間を実現。テールゲートライニングにもカーペットを張り込むなど、上質さも兼ね備えている。

パッケージ&ユーティリティ

  • ステーションワゴンで最も重要な機能である荷室の使い勝手にこだわって開発されたパッケージング。アコードとは別のボディ設計とすることでリアサスペンションのダンパーハウジングをコンパクト化、フロア地上高を570mm(前モデル比-50mm)と荷室高865mmの低床でフラットな広々としたラゲッジスペースを実現している。
  • 通常使用時で576L※15(前モデル比+87L)、リアシートを収納した場合は921L※15(前モデル比+114L)というクラストップレベルの荷室容量を確保。
  • キーレスエントリーシステムのリモコン操作により、電動でテールゲートを自動開閉できるパワーテールゲートを採用。タッチセンサーやトルクセンサーによる挟み込み防止機構を設置することで一定以上の抵抗が加わった場合には作動が反転する安全機構も備えている。
  • 新開発のワンモーションリアシートは、リアシートバックを倒す操作を行うだけで自動的にヘッドレストが前方に倒れ、座面がフロントシート側に起き上がり、シートバックをすっきりと収納することが可能。片手での操作が可能な、便利で簡単なシートアレンジを実現している。
  • リアシートに3席分のシートベルトを内蔵した3席シートベルト内蔵リアシート。シート幅の拡大により、シート収納時の荷室幅の拡大と、すっきりとした室内の印象に寄与している。
  • テールゲートを支えるオープンステーをルーフサイドとルーフライニングの間にビルトインすることで開口幅の拡大による使い勝手の向上とすっきりとした印象を実現している。
  • ※15VDA方式によるHonda測定値

走行性能

ボディ

  • 「積む」ための低床・フラットなラゲッジスペースと「走る」ための高剛性を両立するために、リアフロア、リアドア、リアクォーター、リアサスペンションなどをワゴン専用に設計。高荷重部位の大断面化やスムーズな形状を徹底することで高い動剛性を実現している。

シャシー

  • フロントにはアコードと共通のダブルウイッシュボーン・サスペンションを採用。
  • リアにはワゴン専用に開発されたトレーリングアーム・ダブルウイッシュボーン・サスペンションを採用。スプリングとダンパーを別体とし、スプリングをフロア下に配置しながらダンパー取り付け構造の工夫などにより、剛性を高めながらダンパーハウジングを大幅にコンパクト化。低床フラットなラゲッジスペースと優れた操縦安定性の両立に大きく寄与している。
  • アコードと共通のVSA(ABS+TCS+横滑り抑制)※16を採用。コーナリング中などの車両の挙動安定性を高めている。
  • ※1624Tシリーズ(FF車)にメーカーオプション

エンジン

  • 高知能化機構のi-VTECシステムを採用したDOHC i-VTECエンジン。アコードと共通の147kW(200PS)/232N・m(23.7kg・m)*※17の2.4L DOHC i-VTECエンジンと、ワゴン専用に開発された118kW(160PS)/218N・m(22.2kg・m)*※18の2.4L DOHC i-VTECエンジンのラインアップにより、力強い走りを実現するとともに、全タイプで国土交通省「超-低排出ガス」認定または「優-低排出ガス」認定を取得。平成22年燃費基準にも適合*※19するなど、高い環境性能も実現している。
  • アコードと共通の電子制御スロットルコントロールシステムDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)を採用※20。緻密でリニアなスロットルコントロールを可能とした。
  • ネット値
  • ※1724TシリーズのFF車
  • ※1824EシリーズのFF車
  • ※1924EのFF車でメーカーオプションの「16インチアルミホイール+タイヤ」のみを装着した場合、または「16インチアルミホイール+タイヤ」と「プライバシーガラス」をセットで装着した場合を除く
  • ※2024Tシリーズに標準装備

トランスミッション

  • アコードと共通の、高効率、コンパクトな5速オートマチックトランスミッションと、マニュアル感覚の変速操作で走りを楽しむことも可能なSマチックを採用。

アコード/アコードワゴン

先進高機能装備

  • フロントにはアコードと共通のダブルウイッシュボーン・サスペンションを採用。
  • 高速道路で、車線維持支援と車間/車速制御を行うことによりドライバーの運転負荷軽減に寄与するHiDS(Hondaインテリジェント・ドライバーサポート・システム)※1を新たに採用。LKAS(車線維持支援機能)はフロントウインドウに設置したC-MOSカメラで捉えた画像をもとに車線を認識、ECUにより車線維持をアシストするのに必要なステアリングトルクを算出し、ステアリング操作を適切にアシスト。作動範囲は時速65km以上、直線路から半径230mのコーナーまでとほとんどの高速道路での使用が可能となっている。また、IHCC(車速/車間制御機能)は、フロントエンブレム奥に内蔵した対候性の高いミリ波レーダーにより前方100m、前方角度16°の範囲で前走車との距離を測り、車速センサー、ヨーレートセンサーにより自車の走行状態を検出。設定速度で走る通常のクルーズコントロール機能に加え、同一車線の前走車の有無によって車速、車間を自動制御するクルーズコントロールシステムとなっている。このHiDSによりASV(Advanced Safety Vehicle)を提唱する国土交通省の認可を取得、ほとんどの高速道路で使用可能なアシストシステムとして実現している。
  • Hondaスマートカードキーシステム※21を採用。超薄型のカードキーを携帯していれば運転席のドアハンドルを握るだけでドアの解錠が可能。さらにドアを閉めて運転席ドアハンドルのボタンを押すかクルマから離れると自動的に施錠。またキーを使わずにイグニションスイッチのノブを操作することでエンジンの始動、停止が行える。カードキー、メカニカルキーともにイモビライザー機能も備えており、盗難防止機能にも優れている。
  • ※21アコード24TLに標準装備、20Eを除きメーカーオプション、アコードワゴン24T・エクスクルーシブパッケージに標準装備、20Eを除きメーカーオプション
  • 新採用の音声認識ホンダ・DVDナビゲーションシステム※2は、大画面7インチワイドモニターとDVD-ROMを採用。ルート検索や地図スクロール速度向上などの基本機能を高性能化するとともに、音声認識機能を備えるなど使い易さを向上。ステアリングホイールの音声認識スイッチを押し、発話指示することにより、ナビゲーションはもとよりハンズフリー通話機能、オーディオ、エアコンの操作も可能となっている。
  • 音声認識ホンダ・DVDナビゲーションシステム装着車でサービスを利用できるHonda独自の双方向型情報ネットワークサービス「インターナビ・プレミアムクラブ」。1.全国の道路交通情報をカバーするオンデマンド型VICSによる高精度なダイナミックルートガイダンスを可能にした「新・道路交通情報」2.メンテナンス時期などをインターナビ情報センターからメールやパーソナル・ホームページでお知らせする「愛車メンテナンス情報」3.ドライブ情報やメール読み上げを車内に提供する「カーナビ向け情報」4.パソコンや携帯電話に個人のホームページを提供する「パーソナル・ホームページ」5.初回車検時まで3年間、1年毎に最新地図に交換する「地図DVD交換」の5つのサービスの提供をアコード/アコードワゴンから開始し、ドライバーのより快適なカーライフを幅広くサポートする(3年間無償、年会費や月々の利用料も不要)。

安全性能

  • Honda独自のGコントロール技術に基づく、前面フルラップ衝突55km/h、前面オフセット衝突64km/h、側面衝突55km/h、後面衝突50km/hに対応する新・衝突安全設計ボディを採用。
    さらに現実の事故実態を見つめ、Honda独自の目標を設定したクルマ対クルマの衝突実験※22を実施。従来の固定バリアに比べて、厳しい対応が要求される衝突実験においても目標値をクリアする優れた安全性能を確保している。
  • 歩行者傷害軽減ボディの対策部位を頭部に加え、脚部にまで拡大。
  • 乗員頭部衝撃保護インテリアに加え、頚部衝撃緩和シート(前席)を採用、衝突時の乗員頭部・頚部の衝撃を緩和。
  • サイドウインドウのほぼ全面をカバーする広い保護エリアと、0.015秒という速い展開速度の新開発サイドカーテンエアバッグシステム※3を採用。側面衝突時の頭部への傷害を大幅に軽減している。
  • 運転席用&助手席用SRSエアバッグシステムを全タイプに標準装備。
  • ISO-FIX対応チャイルドシート固定専用バー+テザーアンカー(リア左右席用)を全タイプに標準装備。
  • ディスチャージヘッドライト(ロービーム)を全タイプに標準装備。
  • ※22相手重量2トンクラスまでの乗用車、双方の衝突速度50km/h、50%前面オフセットの衝突実験

環境性能

  • 排出ガス中の大気汚染物質(HC、NOx)を大幅に低減。平成12年排出ガス規制の規制値を大きく下回る高い環境性能を実現し、アコード/アコードワゴンとも全タイプで国土交通省「超-低排出ガス」または「優-低排出ガス」認定を取得している。
  • DOHC i-VTECによる高効率な燃焼技術や後方排気システムなどにより、13.8km/L※23という低燃費を実現。平成22年燃費基準に適合※24している。
  • 内外装部品の多くにリサイクル性に優れた樹脂素材を使用。クルマ全体で90%※25以上のリサイクル可能率を達成。
  • 鉛の使用量を大幅に削減。1996年レベルの1/3以下を達成。
  • ※23アコード20EL、20EのFF車、10・15モード走行燃料消費率/国土交通省審査値
  • ※24アコード20EL、20E、アコードワゴン(24EのFF車でメーカーオプションの「16インチアルミホイール&タイヤ」のみを装着した場合、または「16インチアルミホイール&タイヤ」と「プライバシーガラス」をセットで装着した場合を除く)
  • ※25Honda独自の算出基準による

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