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四輪製品ニュース
2002年10月8日
世界で初めて燃料電池乗用車販売に関して基本合意
〜アメリカン・ホンダモーターと米国ロスアンゼルス市〜
Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス、社長:雨宮 高一)は、米国西部時間2002年10月7日午前8時(日本時間10月8日午前0時)に以下を発表いたしましたので、その内容をご案内致します。

 アメリカン・ホンダモーターとロスアンゼルス市は、世界で初めて燃料電池乗用車の販売について基本合意した。これによりロスアンゼルス市は米国における燃料電池車の最初の顧客となる。

 両者はHondaの燃料電池車「FCX」5台のリース販売に合意した。最初の1台は年内の納車を予定している。また、「FCX」のプロトタイプを使用して、市職員への研修が行われる。水素の供給方法については、今後検討を進めていく。

 燃料電池車「FCX」は、7月に米国環境保護庁(Environmental Protection Agency:EPA)とカリフォルニア大気資源局(California Air Resource Board:CARB)の認定を燃料電池車として世界で初めて取得したが、今回の合意により実用化の段階に入った。

 「ロスアンゼルス市の大気は、昨今の環境新技術の採用などによって着実にきれいになっている。水素を燃料とした燃料電池車は、将来のクリーンなクルマとしての大きな可能性があり、ロスアンゼルス市がこの技術の開発や早期実用化に積極的に関わるのは大変重要なことだ。」とロスアンゼルス市長ジェームス・K・ハーン氏は語った。

「Hondaの燃料電池車は、もう実用化の段階に入った。リアルワールドにおいてロスアンゼルス市に先進の燃料電池車を使用していただくことにより顧客の意見を取り入れた車両の評価を行うことが可能となる。また、水素を燃料とする車両に必要な燃料供給インフラの開発にも役立つことになる。」とアメリカン・ホンダモーターのエグゼキュティブ・バイスプレジデントのトム・エリオットは語った。

 Hondaは、カリフォルニアフューエルセルパートナーシップや日本での国土交通省大臣認定による公道テストなどにおいて、走行データの蓄積を行ないながら燃料電池車の開発を進めてきた。今回のロスアンゼルス市との合意によって、燃料電池車の本格的な市場導入にむけ、実際の使用における車両や顧客からの情報収集や、燃料電池車の普及に必要な水素供給設備のより進んだ研究が可能となった。

<FCX 主要諸元>
乗車定員 4名
最高速度 150km/h
モーター 最高出力 60kW(82PS)
最大駆動トルク 272N・m
種類 交流同期電動機(ホンダ製)
燃料電池スタック 形式 PEFC(固体高分子膜型)(バラード社製)
出力 78kW
燃料 種類 圧縮水素ガス
貯蔵方式 高圧水素タンク(350気圧)
容量 156.6L
寸法(全長×全幅×全高mm) 4165×1760×1645
エネルギー貯蔵 ウルトラキャパシター(ホンダ製)
航続距離 355km


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