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2001年02月27日ニュースリリース

新型シビック天然ガス車が カリフォルニア大気資源局より 米国初のAdvanced Technology PZEV(Partial-Credit Zero Emission Vehicle:ゼロ排出ガス車として部分換算される先進技術搭載車)認証を 取得

本田技研工業(株)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州 トーランス、社長:雨宮 高一)は、2001年2月26日(現地時間)に以下を発表致しましたので、その内容をご案内致します。

ご参考>

 アメリカン・ホンダ・モーターは、新型「シビック GX」がカリフォルニア大気資源局(California Air Resource Board:CARB)より、Advanced Technology PZEV(Partial-Credit Zero Emission Vehicle:ゼロ排出ガス車として部分換算される先進技術搭載車)として米国初の認定を取得したと発表した。 

2001年モデル 「シビック GX」

2001年モデル 「シビック GX」

 Advanced Technology PZEVは、ハイブリッド車や天然ガス車などの先進技術搭載車を対象とし、排出ガスのSULEV基準※1、ゼロエバポレーション※2、OBD※3、15万マイル走行もしくは15年の排出ガス劣化保証の基準をクリアした車両に対して認定されるものである。カリフォルニア州では2003年より各メーカーごとに同州内の販売台数の一定量をZEV※4とすることが義務づけられており、今回の認定取得により「シビック GX」は、ZEV販売義務台数に対して、0.4台分の換算基準値が与えられることとなる。 

 さらに「シビック GX」はアメリカの全州で販売される初のSULEVもしくはSULEVレベル車となる。
SULEV基準は世界でもっとも厳しい排出ガス規制であり、炭化水素(HC)の排出量はLEV基準より86%以上の削減が要求されている。 

 「シビック GX」は、1998年に発売され、オハイオ州のホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング・イーストリバティ工場で生産されているモデルである。2000年12月より発売した新型「シビック GX」はグローバル・コンパクト・プラットフォームにより低床フルフラットフロアを採用し、ゆとりのある室内空間を実現するとともに、トランク容量も前モデルに比べ25%増加するなど実用性においても大幅な向上を図っている。 

  • ※1SULEV基準: Super Ultra Low Emission Vehicle基準
    カリフォルニア州極超低排出ガス車基準
  • ※2蒸散排出ガスのゼロ化
  • ※3OBD:On-Board Diagnosis 車載排出ガス診断装置
  • ※4ZEV:ZERO Emission Vehicle ゼロ排出ガス車