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四輪製品ニュース
2001年12月13日
5人乗り量産ガソリン車世界最高燃費の
新型セダン「シビック ハイブリッド」を発売


 Hondaは、5人乗り量産ガソリン車として世界最高となる超低燃費29.5km/L※1を実現した、実用的な新型セダン「シビック ハイブリッド」を1214日(金)より全国のホンダプリモ店から発売する。

 シビック ハイブリッドは、「世界最高レベルの環境性能」、「セダンとしての高い実用性」、「上質で力強い走り」の3つをテーマとして開発された。燃費向上に大きく寄与する独自のハイブリッドシステム「Honda IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)システム」をさらに高効率化させた「新Honda IMAシステム」をグローバル・コンパクトプラットフォームのシビック フェリオに搭載。超低燃費、排出ガスのクリーン化を実現するとともに、先進性・高質感を演出した内・外装デザイン、専用チューニングを施したシャシーなどにより、上質さと高品位な走り味を持つ上級セダンに仕上がっている。

 最新の1.3L i-DSI※2気筒休止VTECエンジンは、i-DSIエンジンの持つ燃焼特性を活かしてリーンバーン(希薄燃焼)化した上で、可変バルブ制御技術であるVTECを、減速時の電気エネルギー回生(充電)に大きく寄与する気筒休止VTECシステムとして採用している。
 加えて、性能向上を図ったアシストモーター、高効率化したパワーコントロールユニット(PCU)、無段変速オートマチックトランスミッション「ホンダマルチマチックS」の組み合わせにより、超低燃費の達成と、高いドライバビリティー、さらに国土交通省「超−低排出ガス」認定を取得するクリーン性能も実現している。

 Hondaは、かねてより、排出ガスのクリーン化と燃費向上の両立による環境保全に積極的に取り組んでいる。排出ガスのクリーン化については、2002年までにすべての乗用車で国土交通省「優−低排出ガス」認定、さらに2005年までには、ほとんどの乗用車で「超−低排出ガス」認定の取得を進める。一方、燃費については、2005年までに1995年比で国内平均燃費の25%向上を目指す。

※1 10・15モード(国土交通省審査値)、 ※2 DSI:Dual&Sequential Ignition

シビック ハイブリッド
シビック ハイブリッド

販売計画台数(国内・月間) 500台

全国統一メーカー希望小売価格(消費税含まず) 2,090,000円
(4ドア、HMM-S、FF)

  <メーカーオプション>
  前席用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付。シートバックポケットのサイズは変更)は、45,000円高。
ディスチャージヘッドライト(ハイ/ロービーム)は、50,000円高。
薄型スモークドガラス・サンルーフ(チルトアップ機構付)は、80,000円高。
ホンダ・ナビゲーションシステム(MD/CDプレーヤー&AM/FM/TVチューナー付。リッド付センターポケットは装備なし。カセットステレオとの同時装着は不可)は、198,000円高。
AM/FMチューナー付MDプレーヤー(時計機能付。カセットステレオとの同時装着は不可)は、20,000円高。

シビック ハイブリッドの主な特長

<新Honda IMAシステム>
 新Honda IMAシステムは、エンジンを主動力とし、必要に応じてモーターがアシストする、量産ガソリン車で世界最高燃費を誇るインサイトに搭載された、従来のHonda IMAシステムの設計思想に基づき、さらに高効率化を図ったものである。
 エンジンの負荷が大きい加速時などはアシストモーターが大きなトルクを発生。燃料消費を低減しながら、パワフルな加速を可能にしている。一方、エンジンの負荷が小さいクルーズ走行時などは、モーターによるアシストを休止。新開発の1.3L i-DSI気筒休止VTECエンジンにより、世界最高水準の低燃費を実現している。
 減速時には、モーターが減速エネルギーを電力として回生。さらに新開発の気筒休止VTECシステムの採用により、エンジン抵抗を抑え、減速時の電力の回生効率を大幅に向上している。
 さらに信号などでの停車時には、エンジンを自動的に停止。発進時にアクセルを踏めば違和感なく再びエンジンを始動させるオートアイドルストップシステムの採用により、低燃費とクリーン化に寄与している。

新開発「1.3L i-DSI気筒休止VTECエンジン」
1気筒に2本の点火プラグを備え、急速燃焼特性を持つ1.3L i-DSIエンジンをリーンバーン化することにより、さらなる燃費向上を実現している。
吸・排気バルブを駆動するロッカーアームは、バルブリフト用と休止用の2本で構成され、通常、シンクロピストンにより連結されている。減速時には、シンクロピストンを休止用ロッカーアーム内に格納。バルブリフト用ロッカーアームと分離することでバルブは休止する。これにより、シリンダー内は密閉状態となり、4気筒のうち3気筒の休止状態を可能にし、減速時のエンジン抵抗を従来のHonda IMAシステムに対して約50%低減した。
高密度900セル三元キャタライザーとリーンバーン対応NOx吸着型キャタライザーの同時採用により、国土交通省「超−低排出ガス」認定を取得する高いクリーン性能を実現。

新モーターアシスト機構
モーターアシスト機構は、「薄型DCブラシレスモーター」、「Ni-MH(ニッケル水素)バッテリー」、「パワーコントロールユニット(PCU)」によって構成され、モーターの出力向上、バッテリーの高効率化と、パッケージングの自由度向上に寄与するPCUの軽量・コンパクト化を追求した。
世界最高水準の出力密度と実用効率を誇る薄型DCブラシレスモーターは、内部の磁気回路の改良などにより、アシストトルク、回生トルクともに約30%の向上を実現している。なかでも、異なる金属を強固に焼き固める焼結拡散結合製法を採用したローターにより、トルクを伝達する内側部分と、磁気回路に近接する外周部分のそれぞれで、要求特性に応じた材料を使用。トルク伝達のための、ローター部の強化、および磁束高密度化によるトルク向上に寄与している。
インバーターとプリドライバーの一体化により、従来型に対し、重量を約30%、容積を約40%削減。
バッテリーはモジュールの高効率化によってエネルギー損失を低減。さらに収納ボックスと周辺機器の小型化により、容積を約30%削減。
それぞれ軽量・コンパクト化、高効率化した、PCUとバッテリーを、インテリジェントパワーユニット(IPU)として統合。リアシート背面への収納を可能にしている。
IPUとしての統合により、冷却経路を従来の2経路から1経路に集約。従来型PCU、バッテリーの合計容積に対し、約50%削減。

<パッケージング>
IPUのリアシート背面への収納をはじめとする、低床でフラットなフロアの高効率なパッケージングを実現。

<エクステリアデザイン>
「スマート・エアロダイナミック」をテーマにデザインを展開。各部に空力性能向上のための専用エアロパーツを採用しながら、存在感のある力強さと先進性を感じさせるスタイルとした。
フロントグリル一体エアロバンパーやトランクスポイラーはもちろん、ベース車に対して車高を下げるとともにエンジンアンダーカバー、リアフロアサイドカバーによるアンダーフロアのフラット化など、空力処理をボディ全体で実施。実用セダンとしてクラストップレベルの優れた空力性能を実現。

<インテリアデザイン>
専用シート表皮、黒木目調センターパネル、各部のクロームメッキパーツなどに加え、デジタルとアナログ表示を融合させ、先進性とスポーティさを強調する自発光式3眼メーターの採用により、ハイブリッド車にふさわしい上質感、先進さを感じさせる専用デザインとした。

<動的性能>
シビックシリーズに採用しているサスペンション(フロント・トーコントロールリンクストラット、リア・リアクティブリンクダブルウィッシュボーン)、EPS(電動パワーステアリング)に専用チューニングを実施。また、ステアリング取り付け部の剛性向上に加え、スタビライザーはフロントをサイズアップ。リアにも追加装着することにより、高品位な走り味と乗り心地、軽快な操舵フィールの両立を実現している。

<安全性能>
Honda独自のGコントロール技術に基づく、前面フルラップ55km/h、前面オフセット64km/h、側面55km/h、後面50km/hの衝突に対応した世界最高水準の新・衝突安全ボディ。
さらに現実の事故実態を見つめ、Honda独自の目標を設定したクルマ対クルマの衝突実験※3を実施。従来の固定バリアに比べて、より厳しい対応が要求される衝突実験においても目標値をクリアする高い衝突安全性を確保している。
特に後面・側面からの衝突への対応については、高圧電装部品をIPUとしてコンパクトに統合し、リアシート背面に搭載することで、クラッシャブルゾーンを確保し、居住空間からは隔離。電気トラブルを検知する警報システムとあいまって、万一の衝突の際にも感電を防ぐ高い安全性を実現している。さらに、補強部品の追加、取り付け部の補強を実施するなど、シビック ハイブリッド独自の衝突安全対策を施している。

※3相手重量2トンクラスまでの乗用車、双方の衝突速度50km/h、50%前面オフセットの衝突実験

<環境性能>
新Honda IMAシステムによる超低燃費に加え、排出ガス中の大気汚染物質(HC、NOx)を大幅に削減。平成12年度排出ガス規制値を75%以上下回る※4クリーン性能を実現し、国土交通省「超−低排出ガス」認定を取得。
生産段階からリサイクルを考慮し、室内成形部品のほとんどにリサイクル性に優れたオレフェン材を使用。クルマ全体で90%以上※5のリサイクル可能率を達成している。

※4国土交通省審査値、※5 Honda独自の算出基準による

優遇税制について
シビック ハイブリッドは、「グリーン税制」※6による減税措置が適応される。
自動車取得税の減税措置
シビック ハイブリッドの場合 低公害車(ハイブリッド車)特例により、課税標準額(車両本体価格の90%)の2.2%軽減(減額の端数は100円単位で切り上げ)。
*2,090,000円の場合
2,090,000×0.9=1,881,000  1,881,000×0.022=41,382→41,400円の減額
自動車税の減税措置
「低排出ガス」認定のランクに応じて登録の次年度より2年間減税
シビック ハイブリッドの場合 超−低排出ガス」認定車=50%軽減(税額の端数は500円単位で切り上げ)
17,000円の減額(2年間で34,000円減額)
  ※6 環境にやさしい自動車の開発・普及を促進する、自動車税のグリーン化、「グリーン税制」が平成13年4月より施行された。
この制度により、国土交通省の「低−排出ガス」認定車で、かつ平成22年燃費基準に適合する自動車は、自動車取得税、および自動車税の減税措置を受けることができる。

補助金給付について
さらにシビック ハイブリッドは、クリーンエネルギー車として、補助金給付の対象となっており、購入される方が一定の条件を満たした場合、補助金は240,000円を上限として給付される。


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