ニュースリリース

2000年08月18日ニュースリリース

オリビエ・パニス、BARホンダの戦列に加わる

 ブリティッシュ・アメリカン・レーシングは17日、2001年のジャック・ビルヌーブのチームメイトとして、オリビエ・パニスと契約したことを正式に発表した。

 これについてBARのマネージング・ダイレクター、クレイグ・ポラックは、以下のようにコメントしている。「ドライバーのラインナップを決める作業は、非常に複雑かつ重要なものだ。我々のチームは誕生したばかりだが、高い目標を掲げて努力してきた。そして今年、かなりの進歩が見られた。とはいえまだ到達すべき頂上までの道のりは、遠く険しい。オリビエ・パニスはグランプリ・ドライバーとして経験が豊富であるだけでなく、テストドライバーとしてもきわめて高い能力を発揮している。モナコGPの数少ない勝者の一人でもある。彼の知識と技術が、チームに対して多大な貢献をしてくれると信じている。」

 また今季いっぱいでチームを離れるリカルド・ゾンタに関しては、「リカルドは努力を惜しまず、本当に頑張ってくれた。まだ最終戦まで5戦を残すが、彼が最良の結果を出すためのサポートを惜しまない。リカルドが才能あふれる若手ドライバーであることは間違いないし、チーム創生期のドライバーだったことは永遠に我々の記憶から消えることはない。」と語った。

 また、保坂武文 本田技術研究所マネージング・ダイレクターは、「オリビエと仕事ができるのが、今から楽しみです。」と、来季への期待を語る。「なるべく早くチームや我々のエンジンに慣れてもらい、最高の成績をあげるべく一緒に頑張って行ければ、と思います。今シーズンのリカルドへのサポートについては、今まで同様に最大限の努力を続けていきます。」