本田技研工業(株)は、11月1日(水)から4日(土)まで千葉・幕張メッセで開催される「第34回東京モーターショー 商用車(2000年)」(主催:社団法人自動車工業振興会)における ホンダ商用車の展示概要について発表した。
今回の展示テーマは、これまでホンダが提唱してきた“Small is Smart”という考えを商用車の分野まで拡大し、平日から休日まで暮らしに役立つ、これまで以上に魅力的で存在感のあるの商用車を提案する「Anytime,with Honda!」である。
このテーマをもとに、これからの商用車に必要な地球環境と安全性への配慮やIT化の試みなどの「基本価値の充実」と、ビジネスの枠を超えて生活そのものを楽しく変えていくような「新価値の創造」を、21世紀に向けたホンダが描く商用車の新しい可能性として提案する。また、あらゆる人に等しく役立つクルマを作りたいとの願いからホンダが取り組んでいる福祉車両「アルマス・シリーズ」についても合せて紹介する。
メインステージでは、「新価値の創造」として仕事にもレジャーにも役立つ遊びゴコロ溢れたユーティリティビークル「エメ・アッシュ」、これからの商用車に必要な「基本価値の充実」として環境・安全性能と実用性を高次元で両立した「アクティ・トラック プロトタイプ」を展示している。
商用車コーナーでは、ダンプや冷凍車など「アクティシリーズ」の特装車を中心に、バイクや発電機・芝刈り機などとともに広がりのあるホンダの世界を展示。
福祉車コーナーでは、すべての人にクルマの楽しみと移動の自由を届けたいと願うホンダの福祉車両への取り組みとして「オデッセイ・アルマス」と「ライフ・アルマス」を紹介している。
インターナビシステム体験コーナーでは、カーナビでインターネットとクルマを結ぶことでビジネスの効率化を実現するホンダ独自のインターナビシステムを実際に体験できるようにしている。