ニュースリリース

2000年04月26日ニュースリリース

ホンダ、米国アラバマ新工場の建設に着工

本田技研工業(株)の米国現地法人であるホンダ・マニュファクチュアリング・オブ・アラバマは、現地中部時間4月25日(火)午前11時(日本時間4月26日午前1時)に、新四輪工場の鍬入れ式典を行いましたので、その内容をご案内致します。

ご参考

 (アラバマ州リンカーン市 4月25日)ホンダ・マニュファクチュアリング・オブ・アラバマ(略称:HMA、本社:アラバマ州リンカーン、社長:吉見 幹雄)は、計画中の新四輪工場の建設に着工、操業開始を当初予定の2002年春から2001年後半へと早め、生産車種をミニバン「オデッセイ」(日本名「ラグレイト」)とすることを併せて発表した。

 4月25日に現地で行なわれた鍬入れ式には、ドン・シーゲルマン アラバマ州知事、ボブ・ライリー 米国下院議員、ルー・ワトソン リンカーン市長をはじめとする多数の来賓が出席、またホンダ側からは本田技研工業社長の吉野浩行、同副社長兼北米地域本部長の雨宮高一らが出席し、工事の着工を祝った。

 HMAはホンダの北米における5番目の四輪工場で、車体からエンジンまでを一貫生産する。また、生産車種の変化にも柔軟に対応できる高効率かつフレキシブルな新しい生産システムが導入される。
 年間生産能力は、車体、エンジンそれぞれ12万台で、フル操業時(2002年後半)の要員は1,500人を予定している。
 昨年5月に発表された当初計画に加え、今回新たにプレス工程、樹脂成形工程などの設備を追加することを発表。これにより総投資額は4.4億ドルとなる見込みである。

 ホンダは、好調な北米ライトトラック市場の需要に応えるため、ホンダ・オブ・カナダ・マニュファクチュアリング(略称:HCM)第二生産ラインの年産能力を、当初計画の12万台から16万台へと拡大、好調な販売を続けているミニバン「オデッセイ」の増産を進める一方で、今秋上市予定の新型SUV「アキュラ MDX」の生産を行う。 HMAは、このHCMに続くライトトラックの生産拠点となる。
 HMAがフル操業に達する2002年には、アメリカ、カナダにメキシコを合わせたホンダの北米での四輪生産能力は116万台となる。

ホンダ・マニュファクチュアリング・オブ・アラバマの概要

社名

ホンダ・マニュファクチュアリング・オブ・アラバマ
略 称 … HMA

社長

吉見幹雄

所在地

アラバマ州 リンカーン市
(バーミンハム市の東方約40マイル、約64Km)

工場建屋面積

約170万平方フィート(約16万m2 、4.8万坪)

敷地面積

1,350エーカー(約550万m2、165万坪)

総投資額

約4.4億ドル

生産内容

ミニバン「オデッセイ」(日本名「ラグレイト」)
および 「オデッセイ」用 V型6気筒エンジン

操業開始:

2001年後半(フル操業到達は2002年後半

生産能力

完成車    12万台/年    (フル操業時)
エンジン    12万基/年    (フル操業時)

従業員数

1,500名 (フル操業時)

設備内容

プレス、鋳造、溶接、塗装、機械加工、樹脂成形、組立、テスト、品質検査

下線は今回の追加・変更点)