お知らせ

　本田技研工業（株）は、1991年より開催し好評を得ている一般ドライバー対象の四輪車安全運転スクール「ホンダ・ドライビング・スクール」の2000年度開催内容を発表した。

　このスクールは、四輪車の車両特性の理解を深め、自らの運転能力を把握することによって、一般ドライバーの安全運転に対する意識および運転技量を高めることを目標にしている。全国5つの交通教育センター（和光、埼玉、鈴鹿、福岡、熊本）、および栃木の「ツインリンクもてぎ」の合計6ヶ所において、本年度はスクール全体として延べ約300回の開催を予定している。
　また、本年度は「クルマ・楽しさ・新発見」をキーワードに、受講者の方により楽しく自動車の運転を学んでいただくことを目指して、プログラムの一層の充実を図る。特に初心者の方に気軽に参加いただくことを主眼において、全センターに初級コースを設定、また初級半日コースを増設し、グループでの受講が可能なコースも新設した。また、ウィンタードライビング・コースの設定（冬期限定）やチャイルドシートの正しい装着法の指導など、講習内容をより幅広いものとする一方で、もてぎ及び鈴鹿のコースではより受講しやすい料金への改訂も行なっている。

　スクールでは、昨年に引き続き「オデッセイ」「ステップワゴン」など人気のRV車をはじめ、環境にやさしい低公害車「シビックフェリオLEV」、安全と環境性能をトップレベルまで追求した軽自動車「ライフ」「Ｚ」などを使用。また、MT／ATの選択はもちろん、海外への旅行、出張、転勤に備える為の左ハンドル車も用意している。

　指導は、経験豊富で高度な指導技術をもつ交通教育センターの専任インストラクターが担当し、長年の活動を通じて得たノウハウをいかしたカリキュラムによる実践的な安全運転スクールとなっている。

　ホンダはかねてより安全を重要課題のひとつとして位置付け、車のハード面はもちろん運転者教育などソフト面にも積極的に取り組んでいる。安全に対する関心が高まりつつある中、「ホンダ・ドライビング・スクール」の参加者は昨年までの累計で約9,200人となった。この他にも企業を対象とした「企業ドライバー安全運転講習会」、二輪車の「ホンダ・モーターサイクリスト・スクール」「親子でバイクを楽しむ会」なども開催しており、各種スクールの受講者は合計で年間約6万3千人（99年）にのぼっている。

　「ホンダ・ドライビング・スクール」受講の申し込みは、プリモ、クリオ、ベルノのホンダ四輪販売店および各交通教育センターで受け付けている。各コースとも販売店でお申し込みの方またはJAF会員の方は2,000円割引になる。（「ツインリンクもてぎ」開催のコースを除く）

このスクールについてのお問い合わせは、各会場またはホンダ安全運転普及本部
（TEL：03-5412-1575)まで。