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企業ニュース
1999年1月18日
パワフルな出力特性と環境性能を両立させた直押しタイプによる
4サイクルエンジンのバルブ制御システム「HYPER VTEC」を開発

 本田技研工業(株)は、二輪車用として、全回転域での力強い出力特性と環境性能を高い次元で両立させた4サイクルエンジンのバルブ制御システム 「HYPER VTEC を開発した。
 この新たに開発したHYPER VTECは、4サイクルエンジンの吸・排気効率や燃焼効率の向上を追求し、ホンダ独自の油圧制御によるVTEC技術をさらに進化させたもので、カムがリフターを介してバルブを直に押す「直押しタイプ」を採用している。
このシステムによって、1気筒あたりのバルブの作動数を低中速回転域と高速回転域で切り換えるとともに、常用側、休止側バルブそれぞれに、最適なバルブタイミングを与えるカムプロフィールを設定することで、次の効果を得ている。
  • 低中速回転域と高速回転域それぞれで力強い出力特性を実現。
  • 燃料消費率を6.6%向上。
    (60km/h定地走行テスト値、当社製品比較値:従来34.7km/L→37.0km/L)
 システムの作動は、1気筒あたり合計4個(吸気:2個、排気:2個)のバルブを、低中速回転域では、吸気側・排気側ともバルブを1個づつ休止状態にし、1気筒あたり2個のバルブを作動させる事で吸気流速を速め、燃焼室内でスワール(渦巻き)を発生させ力強い出力特性を得ている。また、摩擦損失の低減などによって燃費の向上にも寄与している。
 一方、高速回転域では、1気筒あたり4個のバルブ全てを作動させることで、高速回転にマッチングした高い吸・排気効率を与え一段と力強い出力特性としている。
 このHYPER VTECエンジンは、近く発売を予定している新型のスポーツバイク CB400スーパーフォアに搭載する。
※VTEC=Variable Valve Timing&Lift Electronic Control System

HYPER VTEC エンジン
HYPER VTEC エンジン


 
HYPER VTEC構造図
 
HYPER VTEC作動図   HYPER VTEC作動図
<休止状態・低中速回転域>
油圧を制御するスプールバルブにて油圧をカットしているため、切り換えピンは停止している。切り換えピンホルダーに設けられた穴にバルブステムが潜り込むためカムシャフトが回転してもバルブは作動しない。
<作動状態・高速回転域>
設定された回転に達するとスプールバルブが開き、油圧が油圧通路内にかかり、切り換えピンがスライドする。 バルブステムは切り換えピン穴に潜り込むことが出来ず、カムシャフトの回転により作動開始する。

バイブ位置レイアウト
 
休止/常用側バルブタイミング比較
 
出力特性比較


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