ニュースリリース

1999年02月23日ニュースリリース

2リッターで世界最高水準の高出力と排出ガスのクリーン化を両立した「高出力・環境エンジン」を開発

 本田技研工業(株)は、21世紀スポーツエンジンの新たな基準となることを目標に、1リッターあたり125馬力という高出力と排出ガスのクリーン化を両立した2リッター直列4気筒DOHC VTECエンジンを新開発した。

高出力・環境エンジン

高出力・環境エンジン

走る楽しさを追求し続けるための次世代パワープラントとして、ホンダ独自のVTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)をさらに進化させるとともに、振動、フリクションの低減とエンジンの軽量コンパクト化をはかり、2リッター自然吸気エンジンで250馬力という世界最高水準の高出力を達成。同時に、排気2次エアシステムやメタルハニカム触媒などの採用により排出ガスをクリーン化し、CO、HC、NOxとも社内達成値において平成12年排出ガス規制値を約50パーセント下回ることができた。 
このエンジンは、今春発売のS2000に搭載の予定である。