ニュースリリース

1997年02月10日ニュースリリース

超小型軽量4ストロークエンジンGX22&31搭載の刈払機「刈丸4 UMK422/431」を新発売

本田技研工業(株)は、世界初の自在傾斜を実現した超小型軽量4ストロークエンジン GX22&31を搭載した、作業姿勢や保管場所を選ばない、人と環境に優しい刈払機「刈丸4 UMK422/431」を、3月27日(木)から、全国のホンダ汎用商品取扱店より発売します。

4ストローク刈払機<刈丸4>UMK422

4ストローク刈払機<刈丸4>UMK422

この「刈丸4 UMK422/431」は、全世界で年間約600万台といわれる2ストロークエンジン刈払機の市場に、4ストロークエンジンを搭載して参入する商品です。搭載するGX22&31エンジンは、ホンダが独自に開発した「ロータリースリンガーポンピング潤滑システム」や、「1コマOHV」、「ユニブロックシリンダー」などの採用により、360°自在傾斜を可能としながらも2ストロークエンジンと同等の軽量コンパクト化を実現しています。さらに、ホンダの持つ4ストロークエンジン技術により、2ストロークエンジンの約2分の1の実用燃費やクリーンな排気を実現。また、メカニカルデコンプの標準装備などにより、人と環境に優しい特性としています。

「刈丸4 UMK422/431」の主な特長

  • 草はけが良く巻き付きの少ない大型飛散防止カバーや、ギアボックス内に草の浸入の少ない3重ラビリンス構造、手を離せば刈刃が停止するトリガースロットルレバーの採用などにより、ワンランク上の作業量及び優れた耐久性、安全性を実現。
  • ホンダ独自のロータリースリンガーポンピング潤滑システムや1コマOHV、ユニブロックシリンダーなどにより、エンジンの傾きに影響を受けない360°自在傾斜や2ストロークと同等の小型軽量化を実現。
  • 4ストローク技術による優れた燃費特性やオイル消費の低減、またメンテナンスの簡易化などによる優れた経済性。
  • OHVクロスフロー燃焼室などにより、10,000rpmの高回転高出力と低速からの粘り強いワイドトルク特性を両立。
  • 新構造のメカニカルオートデコンプや4ストローク技術による優れた始動性と疲労感の少ない騒音特性。
  • 窒素酸化物(NOx)を増加させることなく炭化水素(HC)を約85%低減、また4ストロークエンジンのため排気煙も少ないなど、クリーンな排気を実現。

販売計画台数 (国内・年間)

UMK422&431 合計

50,000台

全国希望小売価格

(消費税含まず)

UMK422

52,800円

UMK431

59,800円

主要諸元

機種名 UMK422 UMK431
全長×全幅×全高(mm) 1890×585×390 1910×585×390
乾燥重量(刈刃なし)(kg) 5.7 6.6
全装備重量 * (kg) 6.6 7.7
エンジン 名称 GX22 GX31
形式 強制空冷4ストローク単気筒ガソリンOHV
総排気量(cm3) 22.2 31.0
最大出力[kW(PS)/rpm] 0.74(1.0)/7,000 1.11(1.5)/7,000
定格出力[kW(PS)/rpm] 0.56(0.75)/7,000 0.84(1.13)/7,000
始動方式 リコイル式(メカニカルデコンプ装備)
燃料タンク容量(L) 0.45 0.65
オイル容量(L) 0.1
フレーム 標準刈刃径(mm) 230 255
ハンドル形式(バリエーション) Uハンドル(ループハンドル)
ストラップ形式 両肩3点式
ベルト緊急離脱機構 有り
国内安全鑑定 取得申請中
  • 全装備重量は、ガソリン、オイルを注油し刈刃をセットした重量。