ニュースリリース

1997年09月29日ニュースリリース

米国製大型ツーリングバイク「ゴールドウイング SE」の外観を変更するとともに細部を熟成した'98年型モデルを発売

 本田技研工業(株)は、米国の生産拠点であるホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチャリング(HAM)で生産され、'88年型モデルより日本に輸入・販売し、快適で充実した数々の装備などで好評を得ている「ゴールドウイング SE」の外観を変更するとともに、シートなど細部に熟成を施した'98年型モデルを輸入し、11月25日より発売する。

ゴールドウイング SE

ゴールドウイング SE

 ゴールドウイングは、ホンダの二輪車ラインナップの最高峰モデルとして位置付けられ、1975年に発売以来、米国や欧州そして日本を中心に、長距離ツーリングを楽しむバイクとして独自の文化とステータスを創り上げており、この間ユーザーの多様な要望に応じながら進化・熟成を続けてきたものである。
 '98年型モデルのゴールドウイング SEは、新たにマルチリフレクターヘッドライトや新デザインのフロントホイールカバー、マフラーを採用するとともに、前・後のシートは、ライダーとパッセンジャーのホールド感を高めた新形状とするなど、豪華さの中にもスポーティなイメージとしている。

販売計画台数(国内・年間)

240台

メーカー希望小売価格

2,130,000円

地域希望小売価格の一例:北海道は30,000円高、沖縄は10,000円高、その他一部地域を除く。
参考価格。消費税を含まず。

'98年型ゴールドウイング SEの変更点

豪華さの中にもスポーティなイメージを強調させたデザイン

  • マルチリフレクターヘッドライトを新採用。
  • フロントウインカー、リアウインカー、ロアーカウルアクセサリーライトには、クリアレンズを採用。
  • 新デザインのフロントホイールカバー。
  • 新デザインのサイドカウルルーバー。
  • フラット6(水平対向6気筒)を強調する"1500"の文字を鋳出し化したシリンダーヘッドカバーと新形状のエンジンガード。

存在感をより際立たせる装備

  • 躍動感に溢れるデザインのドルフィンテールマフラーを採用するとともに、マフラーの内部構造を変更することで、より低音を響かせる重厚なサウンドを実現
  • 新デザインの"GOLD WING"エンブレムをサイドカバーとリアトランクに採用。
  • コンビネーションメーターの文字板の色調をブラックからオフホワイトに変更。
  • リアビューを引き締めるクロームメッキのライセンスガード。

長距離走行を一段と快適にする新形状のシート

  • ライダーとパッセンジャーを包み込むホールド感を高めたシートを採用。

カラーリングは、高級感と豪華さを際立たせるパールシャパラルベージュ一色の設定。

主要諸元

通称名 ゴールドウイング SE
車名・型式 ホンダ オブ アメリカ・SC22
全長×全幅×全高 (m) 2.615×0.955×1.495
軸距 (m) 1.690
最低地上高 (m) 0.115
シート高 (m) 0.725
車両重量/乾燥重量 (kg) 408/385 *
乗車定員 (人)
燃料消費率(Km/L) 60Km/h定地走行テスト値 26.1
最小回転半径 (m) 3.1
エンジン型式 SC22E(水冷・4サイクル・水平対向6気筒・OHC )
総排気量 (cm3) 1,520
内径×行程 (mm) 71.0×64.0
圧縮比 9.8
最高出力 (PS/rpm) 97/5,000(SAE)
最大トルク (kgm/rpm) 15.2/4,000(SAE)
キャブレター型式 VDG9
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フル・トランジスタ式バッテリ点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
潤滑油容量 (L) 4.3
燃料タンク容量 (L) 23
クラッチ形式 湿式多板ダイヤフラム・スプリング
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1速 2.666
2速 1.722
3速 1.291
4速 0.964
5速 0.758
後退 8.846
タイヤサイズ 130/70-18 63H
160/80-16 75H
ブレーキ形式 油圧式ダブルディスク
油圧式ディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイング・アーム式
フレーム形式 ダブルクレードル
  • 従来モデルからの変更点 (最高出力および最大トルクはSAE 規格に基づいた値です。)