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汎用製品ニュース
1995年10月16日
小型乗用耕うん機「ラッキーくるり」を新発売

 本田技研工業(株)は、高性能エンジンと扱い易さで好評の歩行型耕うん機に乗用タイプを設定、旋回性に優れた新開発の油圧無段変速機構(*1)を専用フレームに搭載した、軽量コンパクトな小型乗用耕うん機「ラッキーくるり」を、10月26日より全国のホンダ汎用製品取扱店より発売する。

 「ラッキーくるり」は、優れた耕うん性能を発揮するホンダ独自の同軸同時正逆転ロータリ(*2)と、旋回性と走破性に優れた油圧無段変速(HST:ハイドロスタティック・トランスミッション)左右独立駆動システム(*3)を専用フレームに搭載、軽トラックへの積み降ろしを可能にした軽量コンパクトなボディと軽快な取り回しを実現。棚のある果樹園やハウス、小規模な畑作等、既存のトラクタでは作業が困難だった場所でも無理なく使用できるとともに、簡単シンプルな操作機構により楽に安心して使用できるものとしている。さらにお求め易い価格を実現しながらも、耕うん性能や走破性は既存のトラクタに劣らないものとした。

乗用耕うん機「ラッキーくるり」の主な特長
ホンダが業界に先駆け開発した「同軸同時正逆転ロータリ」の採用により、耕うん反力(ダッシング)を大幅に低減し、堅い圃場でも安定した耕うん作業を可能としている。
また、耕うん爪の配列とロータリカバー形状の最適化により、高い耕深性能ときれいな仕上がりを確保している。
HST(油圧無段変速)の採用により、クラッチ操作やギアの切り替え操作が不要な、発進・停止から車速の変更・後進までレバー1本で、圃場条件に合わせた最適な車速を選択できるものとしている。
HSTを2個搭載し左右輪を別々に駆動する「2ポンプ×2モータ」方式の採用により、デファレンシャルギアを不要とすることで、片輪の空転によるスタックを防止している。
またデフロック操作も不要なため、スムーズな連続作業を可能としている。さらに、ハンドルの操舵角と車輪の回転数を連動させる「くるりターン」システムの開発により、従来「片ブレーキ」操作が必要であった信地旋回(一点旋回)を、ハンドル操作だけで行えるものとしている。
軽量コンパクトで高出力を誇る4サイクルガソリンエンジン・ホンダGX270(最高出力9PS)を搭載。
作業機の昇降には、コンパクトな電動油圧式ユニットを採用。
ブレーキペダルを踏むことにより、車体もロータリも停止するブレーキペダル連動停止機構を採用。

するなど、乗用耕うん機「ラッキーくるり」は、4輪駆動並の高い走破性と、快適性を両立させるとともに、高効率で優れた操作性を実現している。

販売計画台数(国内・年間)
全国希望小売価格(消費税含まず)ラッキーくるり(ロータリセット価格) 648,000円

*1  油圧無段変速機構 :HST(Hydro Static Transmission)
*2  同軸同時正逆転ロータリ:ホンダが業界に先駆け実現した3分割ロータリで、内側が正転、外側が逆転するホンダ独自の機構。
*3  左右独立駆動システム :HSTを左右輪に使用した2ポンプ×2モータ機構。


主要諸元 ( )内ロータリ付き
型式
FJ900
駆動方式
2輪駆動〈油圧無段変速:左右独立駆動(2ポンプ×2モータ)〉
機体寸法 全長(mm)
1,750(2,340)
機体寸法 全幅(mm)
780(990)
機体寸法 全高(mm)
1,120
機体寸法 ホイールベース(mm)
930
機体寸法 トレッド(mm)前/後
600/620
機体寸法 最低地上高(mm)
170
機体寸法 シート高(mm)
710
装備重量(kg)
250(325)
エンジン 名称
GX270
エンジン 形式
空冷4サイクル単気筒傾斜形OHVガソリン
エンジン 総排気量(cc)
270
エンジン 出力(PS/rpm)
6.5/3,400(最大出力9PS)
エンジン 点火方式
トランジスタ式マグネット点火
エンジン 始動方式
セルフスターター
エンジン 使用燃料
自動車用無鉛ガソリン
エンジン 燃料タンク容量(L)
6
タイヤ 前/後
400-7/6-12
車体 制動方式
機械式湿式多板
車体 かじ取り方式
ピニオン&セクターギア
車体 変速方式
油圧式無段変速
走行速度(km/h)前進/後進
0〜6.1/0〜2.8
PTO回転速度(rpm)
1,310
最小回転半径(m)
1.5(当社計測値)
作業機昇降装置 制御方式
電動油圧式
作業機昇降装置 装着方式
2点リンク
ロータリー 駆動方式
センタードライブ
ロータリー 耕幅(mm)
900
ロータリー 重量(kg)
75



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