二輪製品ニュース
1994年1月12日
総合性能を一段と向上させたV型4気筒エンジン搭載の
スーパースポーツバイク「ホンダRVF」を発売
本田技研工業(株)は、高い運動性能を発揮するV型4気筒エンジン搭載のスーパースポーツバイクとして好評を得ているホンダVFR400Rのエンジン出力特性や、車体・足廻りを一新するなど、総合性能を一段と向上させた、「ホンダRVF」を1月20日より発売する。
このRVFは、第30回東京モーターショーに参考出品しヤング層を中心に人気を博したモデ ルで、ワークスレーサーRVF750で磨いてきた高度な技術をもとに、優れたスポーツ性能を
一層向上させるとともに、斬新なデザインをも両立させたスーパースポーツバイクである。
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| ホンダ RVF |
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| ●販売計画台数(国内・年間) |
5,000台 |
| ●メーカー希望小売価格 |
780,000円 |
(地域希望小売価格の一例:北海道は、17,000円高、沖縄は、9,000円高、その他一
部地域を除く。)
(参考価格。消費税を含まず。) |
エンジンは、ホンダ独自のカムギアトレーン(カムシャフトを歯車で駆動する方式)機構を採 用したコンパクトな水冷・4サイクル・DOHC・90度V型4気筒・399cc搭載。今回新
たに、キャブレターに、レスポンス性に優れ吸気系のストレート化にも貢献するVP(バキュー ム・ピストン)型を採用するとともに、エアファンネルを前・後不等長タイプとし、前・後バン
クの吸気管長を変更することによって、微妙なアクセル操作にも俊敏に応答するレスポン性を実 現している。また、吸気ポートの内径と形状を見直すとともに、バルブ開閉時期の変更や、外気
をエクリーナーに直接導入するダイレクトエアインテーク・システムの採用などによって吸・排 気効率を一段と向上させている。さらに、1速〜3速のギア比をローレシオ化することによって、
きびきびとした走り味とするとともに、クラッチ枚数を変更(10枚→9枚)し、クラッチの操 作荷重を低減させ切れ感を向上させるなど使い勝手も向上させている。
フレームは、高剛性と適度なしなり感を両立させた新設計のアルミツインチューブのダイヤモ ンド式を採用。大径のステムパイプによるフロント廻りの高剛性化やフロント側エンジンヘッド
とロアケースの2点支持方式としたエンジン懸架、さらにスイングアームピボット部の結合剛性 の最適化を図るなど、全体の剛性バランスの見直しとマスの集中化によって一段と優れた操縦性
と施回性を実現させている。
足廻りは、フロントに直径41mmのインナーチューブをもつ高剛性の倒立型フォークを採 用。高応力線材のスプリング、インナーパイプの薄肉化にくわえアルミ材を細部に採用すること
などによって、剛性を確保しながら軽量化を実現している。さらに、ニューカートリッジ・サス ペンションの採用により、長時間のライディングでも優れた減衰力特性を発揮させている。ま
た、リアに高剛性でメンテナンス性にも優れる片持ち式スイングアーム(プロアーム)を熟成し て採用。前・後とも軽量化を図った17インチ・ホイールに、優れたグリップ性能のラジアルタ
イヤを組み合わせて装備し、優れた路面追従性を実現している。
フロントブレーキは、RVF/RC45などに採用している新型異径4ポット対向ピストンキャ リパーと大径296mmのフローティング・ディスクをダブルで、リアには、2ポット・ピンス
ライドタイプのキャリパーに焼結パッドを組み合わせて採用するなど、高い制動効力を発揮さて せいる。
外観は、空力特性を一層向上させ前面投影面積も減少させるよう、よりスラント化、スリム化 させたフロントカウルと後方へ絞り込んだシートカウル形状とするなど、ワークスマシン「RVF
750」をイメージさせるスポーティなフォルムとし、また、空力特性を十分に考慮したダイレ クトエアインテーク・システムのダクトや、二輪車国内初の、配光性、明澄性に優れたマルチリ
フレクター式ツインフォーカス・ヘッドライトをフロントカウルに配し、スポーティな印象を更 に際だたせている。
また、ライディングポジションは、ハンドルグリップ位置を10mm上方へ、ライダー側へ 24mm引き寄せるなど市街地からワインディング走行まで幅広い走行状況の中で操縦する楽し
みが得られるものとしている。さらに、タンク後方とシート前方の幅を広げるとともに、燃料タ ンク形状を一新するなどライダーの体重移動や挙動に対しても操縦しやすいものとしている。
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主要諸元
| 通称名 |
RVF
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| 車名・型式 |
ホンダNC35
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| 全長×全幅×全高(m) |
1.985×0.685×1.065
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| 軸距(m) |
1.335
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| 最低地上高(m) |
0.120
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| シート高(m) |
0.765
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| 車両重量/乾燥重量(kg) |
183/165
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| 乗車定員(人) |
2
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| 燃料消費率(km/L)60km/h定地走行テスト値 |
30.0
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| 最小回転半径(m) |
2.9
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| エンジン型式 |
NC13E(水冷・4サイクル・DOHC・V型4気筒)
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| 総排気量(cm3) |
399
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| 内径×行程(mm) |
55.0×42.0
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| 圧縮比 |
11.3
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| 最高出力(PS/rpm) |
53/12,500
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| 最大トルク(kgm/rpm) |
3.7/10,000
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| キャブレター型式 |
VP90
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| 始動方式 |
セルフ式
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| 点火装置形式 |
フル・トランジスタ式バッテリ点火
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| 潤滑方式 |
圧送飛沫併用式
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| 潤滑油容量(L) |
3.0
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| 燃料タンク容量(L) |
15.0
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| クラッチ形式 |
湿式多板ダイヤフラム・スプリング
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| 変速機形式 |
常時噛合式6段リターン
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| 変速比 |
1速
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3.307
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2速
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2.352
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3速
|
1.875
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4速
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1.590
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5速
|
1.434
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6速
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1.318
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| 減速比(1次/2次) |
2.117/2.533
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| キャスター(度)/トレール(mm) |
25°00′/92
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| タイヤサイズ |
前
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120/60R17 55H
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後
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150/60R17 66H
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| ブレーキ形式 |
前
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油圧式ダブルディスク
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|
後
|
油圧式ディスク
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| 懸架方式 |
前
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テレスコピック式(倒立式)
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後
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スイング・アーム式(プロアーム)
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| フレーム形式 |
ダイヤモンド
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