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二輪製品ニュース
1992年7月22日
モトクロス競技専用車
「ホンダCR250R/125R/80R」'93年型モデルを発売


 本田技研工業(株)は、高性能な水冷・2サイクルエンジンを搭載したモトクロス競技専用車 「ホンダCR250R/125R/80R」について、CR250Rはエンジン/フレームを熟 成させ、CR125Rはフレームを新設計するとともに、エンジンを熟成させるなど総合性能を 一段と向上(CR250R/125R)させた'93年型モデルを8月20日より発売する。

 このCRシリーズは、日本はもとより世界各地の不整地で行われているモトクロス競技で実証 された新技術を投入して開発された競技専用車である。

ホンダCR250R
ホンダCR250R

販売計画台数(国内・年間) CRシリーズ 合計 1,900台
メーカー希望小売価格 CR250R 529,000円
  CR125R 449,000円
  CR80R 260,000円
(北海道・沖縄価格は、CR250Rで9,000円高、CR125Rで8,000円高、CR80Rで5,000円高、その他一部離島を除く。)
(消費税を含まず。参考価格。)



 エンジンはCR125Rに、エンジン回転数に応じて排気タイミングを変化させ、力強い燃焼 が得られるホンダ独自のH・P・P(ホンダ・パワー・ポート)機構を従来同様に装備。今回、 このシステムのバルブガイド形状を変更するとともに、排気側のポート形状と掃気ポートタイミ ングを変更し、低回転域から高回転域まで幅広い回転域でより力強い出力特性としている。さら にCR250Rには、幅広い回転域で力強い燃焼力を発揮させる排気孔制御機構(CRVシステ ム(※))を従来同様装備し、低回転域から中・高回転域まで、俊敏なレスポンス性を実現して いる。
 また、CR250R/125Rの吸気リードバルブに整流板を設けるとともにエアクリーナーケース内部にセパレーター(仕切板)を配することによって吸気効率を向上させ、特に低回転域 で力強い出力特性としている。
 車体・足廻りは、CR125Rに新設計の軽量・コンパクトで剛性バランスに優れたボックスタイプのフレームを採用し、キャスター角度などの変更(26°00′→25°30′)によって、旋回性を向上させるととにも、長いクッションストローク量を持つ倒立型フロントフォーク との組み合わせによって、悪路走破性と優れた操縦性を高次元でバランスさせている。
 CR250Rのフレームは、各構成部品の厚さを変更し、前・後のサスペシンションセッティングの変更とあいまって、悪路走破性を一段と向上させている。
 さらに、CR250R/125Rのリア・サスペンションのダンパーのロッド径を変更 (φ14mm→φ16mm)するとともに、CR125Rのダンパー内径をCR250Rと同サ イズに大径化(φ44mm→φ46mm)し、レシオ変更したデルタプロリンクとあいまって一 段と優れた減衰力特性を発揮している。
 また、スロットル・グリップパイプには硬度の高いポリアセタール材を採用するとともに、スロットルワタヤーの巻き取り方法をスライド式からガイドローラー式とし、スムーズなスロットル操作性を実現している。(CR250R/125R)
 ブレーキは、前・後ともに、制動フィーリングに優れた油圧式ディスクブレーキを採用し、不 整地での過酷な走行に適したものとしている。 CR80Rは新たに別体式のサイドスタンドを採用し、使い勝手を向上させている。
 カラーリングは、CRシリーズ全車にニュークリアレッド(蛍光色)を基調に、ホワイトを効果的に配した鮮烈なツートーン・イメージとし、大きめの“CR”のロゴとあいまって明るく躍 動感溢れるものとしている。

(※)CRVシステム………Composite Racing Valve (複合排気孔レーシング
   バルブ)システムの略。
◎このCR250R/125R/80Rは競技専用車として開発されたもので、登録してナンバーを取得
 したり、一般道路や公共の用に共する場所では走行できません。

主要諸元


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