ニュースリリース

1991年07月12日ニュースリリース

空冷直列4気筒エンジンを搭載した風格あるデザインの大型ツーリングバイク「ホンダナイトホーク750」を発売

 本田技研工業(株)は、750ccエンジンのもつスムーズで余裕ある出力特性や堂々とした 風格をもたせたデザインなど、ゆったりとした長距離ツーリングを楽しめる大型ツーリングバイ クの'91年型「ホンダナイトホーク750」を7月13日より発売する。

 このナイトホーク750は、本年より北米に輸出し、流行に左右されないアメリカンタイプの 標準モデルとして好評を得ているモデルで、二輪車の本来持っているスポーティさや爽快さなど を味わいながらより楽しく快適に長距離ツーリングができるとともに、市街地での使い易さも兼 ね備えた750ccモデルとして開発したものである。

ホンダ ナイトホーク750

ホンダ ナイトホーク750

販売計画台数(国内・年間)

750台(限定)

メーカー希望小売価格

639,000円

(北海道・沖縄は10,000円高、その他一部離島を除く。)
(速度警告灯装着車は10,000円高。)
(消費税は含まず。)

 エンジンは、伝統あるCB系の空冷・4サイクル・DOHC直列4気筒を搭載し、日常使用する機会の多い中・低回転域で扱い易い出力特性とするとともに、高速道路などの走行に必要な高回転域でも力強く爽快な走り味を実現。また、空冷ならではの機能的なデザインの冷却フィンや、クロームメッキ仕上げのマフラー、エンジンオイルの冷却効果を高めるオイルクーラーを標準装備し、すっきりとした機能的な外観としながらも、油圧式のバルブクリアランス・オートアジャスター(弁隙間自動調整機構)や、自動調整式カムチェーンテンショナーを採用するなどメンテナンスフリー化を図っている。

 フレーム・足廻りは、より幅広い走行状況で素直な乗り味が得られる丸型断面パイプのダブルクレードル・フレームを採用するとともに、フロントサスペンションには、スムーズな減衰力特性を発揮するダンバー構造を採用し、長めのホイールベース(1,505mm)や、肉厚のたっぷりとしたシートなどとあいまって優れた走行性能と快適な乗り心地を両立させている。また、センタースタンドを標準装備し、使い勝手にも配慮している。

 ブレーキは、フロント制動フィーリングに優れた油圧式ディスクブレーキ、リアには軽量のドラムブレーキを採用し、幅広の前・後チューブレスタイヤ(前・110/80-18 58H、後・140/70-17 66H)や、軽量の5本スポーク・アルミホイールを組み合わせて装備。バネ下重量を軽減し軽快な乗り味を実現している。

 デザインは、全体にシンプルなものとしながら、なめらかな曲線と面で構成したボリューム感ある大容量(18L)の燃料タンク形状や、サイドカバーからリアカウルへと伸びやかに続くラインもすっきりとした外観を表現し、ロングホイールベースの車体とあいまって大排気量車にふさわしい堂々とした風格のあるものとしている。

主要諸元

通称名 ナイトホーク750
型式 RC 39
全長×全幅×全高(m) 2.230×0.805×1.140
軸距(m) 1.505
最低地上高(m) 0.140
シート高(m) 0.780
車両重量/乾燥重量(kg) 228/211
乗車定員(人) 2
燃費(km/L)60km/h定地走行テスト値 27
最小回転半径(m) 2.6
エンジン型式 RC17 E(空冷・4サイクル・直列4気筒・DOHC)
総排気量(cm3) 747
内径×行程(mm) 67.0×53.0
圧縮比 9.3
最高出力(PS/rpm) 75/8,500
最大トルク(kgm/rpm) 6.5/7,500
キャブレター型式 VE66
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フルトランジスタ式バッテリ点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L) 3.6
燃料タンク容量(L) 18.0
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1速 3.000
2速 2.055
3速 1.545
4速 1.240
5速 1.074
減速比(1次/2次) 1.780/2.533
キャスター(度)/トレール(mm) 29°00′/117
タイヤサイズ 110/80-18 58H
140/70-17 66H
ブレーキ形式 油圧式ディスク
機械式リーディング・トレーリング
懸架方式 テレスコピック式
スイング・アーム式
フレーム形式 ダブルクレードル

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