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二輪製品ニュース
1990年1月19日
軽快で高い運動性能を発揮する
2サイクル・スーパースポーツバイク
「ホンダ NSR250R」を発売


 本田技研工業(株)は、ロードレース世界GP250ccクラスで、1985〜89年度の5年連続メーカーチャンピオンを獲得するなど、国内・外で大活躍したレースマシン「NSR250」で得た高度な最新技術をもとに開発、軽快で高い運動性能を発揮する2サイクル・90度Vツインエンジン搭載のスーパースポーツバイク「ホンダ NSR250R」を2月13日より発売する。

 このNSR250Rのエンジンは、シリンダー、シリンダーヘッド、クランクケース、クランクシャフトなどの主要部を新設計とし、さらに、エンジン回転数、アクセルの開度・操作速度、ギア段数の各要素を検知・演算し、吸気(空燃比)から点火・排気(時期)にいたるまで総合的にコンピューター制御し、最適の燃焼力を得るマップ・コントロール方式のPGM-IIIシステムを採用。この結果、2サイクルならではの俊敏なレスポンス性を一段と高めながら扱い易さも兼ね備えた出力特性を実現している。

 フレーム・足廻りは、新設計の縦長「目の字」構造(100mm×25mm)をもつ異形5角断面材を使用したホンダ独自のアルミ・ツインチューブ・フレームに、優れた作動特性をもつカートリッジ・タイプのフロントフォークや、高い剛性を確保しながら大容量の排気チャンバーを効率よくレイアウトできる新形状のアルミ・リアフォーク(ガル・アーム)、幅広の前・後ラジアルタイヤ(前・110/70R17、後・150/60R17)などを組み合わせて装備。さらに、これら車体・足廻り全体で絶妙な剛性バランス(縦・横・ねじり)を図ることによって、より幅広い走行状況で、高い剛性感の中にもしなやかさをあわせもつ優れた操縦フィーリングを実現している。
 また、後部シート下部にロック機構付の大容量(6.8L)収納スペースを設け使い勝手を向上。さらに、スタイリングの重要なポイントとなるフェアリングに薄型幅広の異形角型2灯式ヘッドライト(ハロゲン球・60W/35W×2灯)を装備し、視認性を向上させると同時に個性をも際立たせている。

ホンダ NSR250R
ホンダ NSR250R

販売計画(国内・年間) 20,000台
メーカー希望小売価格 609,000円
(速度警告灯装着車は、10,000円高。)
(北海道・沖縄は、9,000円高、その他一部離島を除く。)
(消費税を含まず。)


主要諸元
通称名 NSR250R
型式 MC21
全長×全幅×全高(m) 1.975×0.655×1.060
軸距(m) 1.340
最低地上高(m) 0.135
シート高(m) 0.770
車両重量/乾燥重量(kg) 151/132
乗車定員(人) 2
燃費(km/L)50km/h定地走行テスト値 30.2
最小回転半径(m) 2.9
エンジン型式 MC16E
(水冷・2サイクル・90度V型2気筒)
総排気量(cm3) 249
内径×行程(mm) 54.0×54.5
圧縮比 7.4
最高出力(PS/rpm) 45/9,500
最大トルク(kgm/rpm) 3.7/8,500
キャブレター型式 TA22
始動方式 キック式
点火装置形式 PGM-CDI式バッテリ点火
潤滑方式 分離潤滑式(エンジン)、圧送飛沫併用式(ミッション)
潤滑油容量(L) 2.0(内ミッション0.9)
燃料タンク容量(L) 16
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.846
2速 2.000
3速 1.578
4速 1.333
5速 1.190
6速 1.083
減速比(1次/2次) 2.360/2.666
キャスター(度)/トレール(mm) 23°15′/87
タイヤサイズ 110/70R17 54H
150/60R17 66H
ブレーキ形式 油圧式ダブルディスク
油圧式ディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式(ガル・アーム)
フレーム形式 ダイヤモンド


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