二輪製品ニュース
1988年8月10日
モトクロス競技専用車 「ホンダCR250R/125R」の
総合性能を一段と向上させて発売
本田技研工業(株)は、高性能・水冷・2サイクル・エンジンを搭載したモトクロス競技専用車「ホンダCR250R/125R」のエンジン出力および足廻り特性など総合性能を一段と向上させ、9月20日より発売する。
このCRシリーズは、日本はもとより世界各地の不整地で行われるモトクロス競技で実証された新技術を投入して開発された競技専用車である。
CR125Rのエンジンは、新たにCR250Rに採用し好評のニッケルとシリコンカーバイドをシリンダー内壁にコーティングしたNSシリンダーを採用し、耐熱性・耐久性を向上。さらに、低重心化と同時に優れた排気脈動効果をもたらす新設計の排気膨張管(チャンバー)や、燃焼室形状の変更、吸入リードバルブの大型化などとあいまって、特に中速域での力強さと瞬発力をいっそう向上(2.34kg−m/10,500rpm→2.43kg−m/10,000rpm)させている。
また、CR250Rは、エンジン回転数に応じて排気タイミングを変化させ、優れた充填効率によって力強い燃焼が得られるホンダ独自のH・P・P(ホンダ・パワー・ポート)の作動回転数を6,700rpm→6,400rpmとすることにくわえ、吸入リードバルブの作動量を向上、吸・排気ポート形状の変更などによって、特に低・中回転域でのトルク特性を一段と向上(4.38kg−m/8,000rpm→4.74kg−m/7,500rpm)させ、より幅広い回転域で瞬敏な加速力を得ている。
車体・足廻りは、CR125Rに新たにクランクケース上側を通すチャンバー・レイアウトを採用し、縦長の燃料タンクとすることなどでマス集中化を画り、より軽快な操縦性を実現している。また、ホンダ独自のプロリンク・リアサスペンションは、リンク・レシオとベアリング径を変更するとともに、軽量高剛性のデルタ型リンクを採用。冷却性に優れたリザーバータンク別体式クッションユニットとあいまって路面追隨性をいっそう向上させている。
CR250Rのフロントサスペンションは、高剛性で走破性に優れた倒立タイプ(従来上側のハンドル装置に固定していたインナーチューブを下側に配置し作動させる形式)を新たに採用し、キャスター角の変更やシート・レールの低レイアウト化などとあいまって不整地での取り廻し性や走破性を一段と向上させている。
これらにより、CRシリーズは、競技用車両としての総合性能を一段と高め、より多くのモトクロス愛好者の要望に応えられるものとなっている。
| ・
| このCR250R/125Rは、競技専用車として開発されたもので、一般道路や、公共の用に供する場所では走行できません。 |

ホンダCR250R |

ホンダ125R |
●販売計画(国内・年間)
CR250R/125R合計1,200台
●全国標準現金価格 CR250R 485,000円
CR125R 399,000円
(北海道、沖縄および一部離島を除く。) |
主要諸元
| 販売通称名 |
ホンダCR250R
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ホンダCR125R
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| 型式 |
ME03
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JE01
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| 全長(m) |
2.195
|
2.140
|
| 全幅(m) |
0.835
|
0.835
|
| 全高(m) |
1.253
|
1.250
|
| 軸距(m) |
1.495
|
1.455
|
| 最低地上高(m) |
0.350
|
0.355
|
| シート高(m) |
0.945
|
0.945
|
| 乾燥重量(kg) |
97.0
|
87.5
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| エンジン形式 |
水冷・2サイクル・ピストンリードバルブ・単気筒
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水冷・2サイクル・クランクケースリードバルブ・単気筒
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| 総排気量(cm3) |
249.3
|
124.8
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| 内径×行程(mm) |
66.4×72.0
|
54.0×54.5
|
| 圧縮比 |
8.8
|
8.9
|
| 最高出力(PS/rpm) |
50/8,000
|
35.5/11,000
|
| 最大トルク(kg-m/rpm) |
4.74/7,500
|
2.43/10,000
|
| キャブレター型式 |
PJ38
|
PJ34
|
| 始動方式 |
プライマリーキック
|
プライマリーキック
|
| 点火方式 |
電子進角CDI
|
電子進角CDI
|
| 潤滑方式 |
混合式
|
混合式
|
| 燃料タンク容量(L) |
7.5
|
7.5
|
| クラッチ形式 |
湿式多板コイルスプリング
|
湿式多板コイルスプリング
|
| 変速機形式 |
常時噛合式5段リターン
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常時噛合式6段リターン
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| 変速比 |
1速 2速 3速 4速 5速
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1速 2速 3速 4速 5速 6速
|
|
1.800 1.470 1.210 1.000 0.870
|
2.357 1.867 1.526 1.285 1.130 1.000
|
| 減速比(1次/2次) |
3.000/3.642
|
3.150/3.923
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| キャスター(度) |
28°12′
|
26°30′
|
| トレール(mm) |
123
|
111.5
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| タイヤサイズ 前 |
80/100-21
|
80/100-21
|
| タイヤサイズ 後 |
110/100-18
|
100/100-18
|
| ブレーキ形式 前・後共 |
油圧式ディスク
|
油圧式ディスク
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| 懸架方式 前 |
テレスコピック
|
テレスコピック
|
| 懸架方式 後 |
スイング・アーム(プロリンク)
|
スイング・アーム(プロリンク)
|
| フレーム形式 |
セミダブルクレードル
|
セミダブルクレードル
|
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