二輪製品ニュース
1988年6月28日 タイ製ビジネスバイク「ホンダカブ100EX」を輸入し発売
本田技研工業(株)は、昨年のイタリア製「NS125R」、本年のアメリカ製「ゴールドウイング」GL1500に続く輸入バイク第3弾として、タイの現地生産会社タイ・ホンダ・マニュファクチュアリング社で生産(現地呼称:ホンダ・ドリーム100)されているビジネスバイク「ホンダカブ100EX」を輸入し、7月19日より発売する。
このカブ100EXは、ビジネス車としての使い勝手はもとより、乗用タイプとしてのスタイル・機能を重視したバイクとして、東南アジア市場向けに開発された現地生産専用モデルで、特にタイ国内では’86年の発売開始以来すでに10万台の販売実績を誇る人気モデルとなっている。
エンジンは、カブシリーズとしては最大排気量(97cm3)をもち、経済性・耐久性・静粛性にすぐれた空冷・4サイクル・OHC単気筒(8.0PS/8,000rpm)を搭載。走りやすくトルク感のある出力特性と適切なギアレシオの4速ミッションとあいまって、スムーズで力強い走りを可能としている。
車体・足廻りは、ゆったりとしたダブルシートやリア・グリップパイプを採用し、2人乗りをしやすくしている。またフロントにスポーティなテレスコピックサスペンション、リアには使い勝手に応じて減衰特性が2段階調整できるアジャスト付ダンパーを備えたリアサスペンションを採用。

ホンダカブ100EX
●販売計画(国内・年間予定) 2,000台
●全国標準現金価格 210,000円
[北海道・沖縄は、8,000円高。その他一部離島を除く。]
外観は、伝統のカブシリーズのデザインコンセプトを踏襲しながらもスポーティなシート廻りやリアカウル、さらにビルトインタイプのコンビネーション型テールライトや、ポジションライト一体型フロントウインカーの採用などにより、カブの特徴である使い易さをそこなわずにトラッドでスポーティなイメージのスタイルにまとめあげている。
これにより、カブシリーズは4機種11タイプ(50cc/6タイプ、70cc/2タイプ、90cc/2タイプ、100cc/1タイプ)と充実したラインナップとなり、幅広いユーザーに応えられるものとなった。
●その他の主な特徴
| ・ |
エンジン始動は、便利なセルフ・キック併用式。 |
| ・ |
視認性のよい角型ハロゲンヘッドライト(30W/30W)を装着。 |
| ・ |
使い勝手のよいメインスイッチと一体式のハンドルロックを採用。 |
| ・ |
質感の高いクロームメッキ仕上げのリアクッションカバーやリアグリップパイプ、チェンジペダルの採用。 |
| ・ |
補水の手間がかからないMF(メンテナンスフリー)バッテリーの採用。 |
|
主要諸元
| 型式 |
HA05
|
| 全長×全幅×全高(m) |
1.835×0.670×1.035
|
| 軸距(m) |
1.185
|
| 最低地上高(m) |
0.130
|
| シート高(m) |
0.760
|
| 車両重量/乾燥重量(kg) |
93/89
|
| 乗車定員(人) |
2
|
| 燃費(km/L)50km/h定地走行テスト値 |
73.0
|
| 最小回転半径(m) |
1.8
|
| エンジン型式 |
HA05E(空冷・4サイクル・OHC単気筒)
|
| 総排気量(cm3) |
97
|
| 内径×行程(mm) |
50.0×49.5
|
| 圧縮比 |
8.8
|
| 最高出力(PS/rpm) |
8.0/8,000
|
| 最大トルク(kg-m/rpm) |
0.83/6,000
|
| キャブレター型式 |
PB88
|
| 始動方式 |
キック式・セルフ式併用
|
| 点火方式 |
CDI式マグネット点火
|
| 潤滑方式 |
圧送飛沫併用式
|
| 潤滑油容量(L) |
0.9
|
| 燃料タンク容量(L) |
3.6
|
| クラッチ形式 |
湿式多板コイルスプリング・自動遠心式
|
| 変速機形式 |
常時噛合式4段リターン(停車時はロータリー式)
|
| 変速比 1速 |
2.833
|
| 変速比 2速 |
1.705
|
| 変速比 3速 |
1.238
|
| 変速比 4速 |
0.958
|
| 減速比(1次/2次) |
4.058/2.466
|
| キャスター(度)/トレール(mm) |
26°30′/75
|
| タイヤサイズ 前 |
2.25-17-4PR
|
| タイヤサイズ 後 |
2.50-17-6PR
|
| ブレーキ形式 前/後 |
機械式リーディング・トレーリング
|
| 懸架方式 前 |
テレスコピック式
|
| 懸架方式 後 |
スイング・アーム式
|
| フレーム形式 |
バックボーン
|
|