四輪製品ニュース
1985年6月20日
小型高性能2.0l DOHCエンジン搭載の
FFスペシャルティカー「ホンダプレリュード2.0 Si」を発売
本田技研工業(株)は、スポーティな走行性と端正なスタイリングで好評のFFスペシャルテ
ィカーホンダ・プレリュードに、小型・軽量で燃料経済性に優れた高性能2.0l DOHCエ
ンジン(1,958cm3)搭載の「ホンダプレリュード2.0 Si」をタイプ追加し、6月
21日より発売する。
このDOHCエンジンは、吸排気効率を大幅に向上させ高回転・高出力化を可能とした4バル
ブ内側支点スイングアーム方式のシリンダーヘッドを採用。これにより吸排気バルブで10.0
mmの(※1)ハイリフトを達成するとともにシリンダーヘッドの小型化を実現。また、ホンダ
独自のニューダイキャスト(NDC)製(※2)4連サイアミーズ・クローズドデッキ構造をも
つアルミシリンダーブロックや軽量高強度コネクチングロッドなど新材料の採用により大幅な軽
量化と高剛性化を計り、160PS/6,300rpmの最高出力と19.0kg−m/5,0
00rpmの最大トルクを実現。
プレリュード2.0 Si
●販売計画(月間・国内)
800台
●標準現金価格
| (単位:千円) |
| 東京 |
名古屋 |
大阪 |
福岡 |
仙台 |
札幌 |
| 2,095 |
2,099 |
2,103 |
2,122 |
2,114 |
2,139 |
|
| 注 |
・価格は、マニュアルミッション車。 |
| |
・ロックアップ機構付4速フルオートマチックは、7.9万円高。 |
| |
・4輪アンチロックブレーキ装着車は、13万円高。 |
また、電子燃料噴射システム(PGM−FI=プログラムド・フューエルインジェクション)
と電子点火システム(PGM−IG=プログラムド・イグニッション)を組合せ最適な空燃比と
応答性を高める世界初の(※3)デュアルCPUエンジン電子制御システムの採用により、12.
0km/l(10モード走行燃料消費率 運輸省審査値・E−BAI 5速マニュアル車)のす
ぐれた燃料経済性を同時に達成している。 足まわりは、DOHCのパワーを最大限に発揮する
195/60R14スチールラジアルタイヤやブレーキ性能をさらに高めるフロント14インチ
ベンチレーテッド・4輪ディスクブレーキを採用し高性能車にふさわしいスポーティーな走りを
可能としている。
スタイルは、DOHC2.0lエンジンを納め力強い走りを印象づけるパワー
バルジ付ボンネットや車体と同色の新デザインカラードバンパー・シンプルで力強いデザインの
フロントグリル・広面積で被視認性が高いリヤーコンビネーションランプなどを採用、スペシャ
ルティカーにふさわしいデザインとしている。
| ※1. |
バルブの開口面積を広くとることにより、多量の混合気を吸入し高出力化を可能とするものである。
| | ※2. |
4つの気筒を連結し、且つシリンダーヘッドとの結合面を閉じた構造で、小型で剛性が高い。
| | ※3. |
2つの8ビット・デジタルコンピューターが、それぞれ燃料噴射量と点火時期を演算、相互のデーターを交換し最適制御を行うシステム。
(CPU=センタープロセッシングユニット)
|
◎その他の主な特徴
| ・ |
DOHCのパワーをダイレクトに伝達し、パワフルな加速と経済性を実現するロックアップ(2速・3速・4速)機構付4速フルオートマチックを採用。
| | ・ |
ドライバーが必要とする情報を確実に伝達する新デザインの大型3眼メーターを装備。
| | ・ |
確実なグリップを可能とする高級本革巻ステアリングホイールを採用。
| | ・ |
スポーティーカーにふさわしいオフブラックのバケットシートとリヤーシートを装備。また、ドライバーズシートには無段階(60mm)に上下調整ができるランバーサポート機構を採用。
|
主要諸元
| 車名・型式 |
ホンダE-BAI |
ト ラ ン ス ミ ッ シ ョ ン
|
5速マニュアル |
● |
|
ロックアップ機構付
ホンダマチック
4速フルオート |
|
● |
寸 法 ・ 重 量
|
全長(m) |
4.375 |
| 全幅(m) |
1.690 |
| 全高(m) |
1.295 |
| ホイールベース(m) |
2.450 |
| トレッド(m) |
前 |
1.470 |
| 後 |
1.470 |
| 最低地上高(m) |
0.150 |
| 車両重量(kg) |
1,040〔1,050〕 |
1,050〔1,060〕 |
| 乗車定員(名) |
4 |
| 客室内寸法(m) |
長さ |
1.670 |
| 幅 |
1.390 |
| 高さ |
1.055 |
エ ン ジ ン |
エンジン型式 |
B20A |
| エンジン種類・シリンダー数 |
水冷直列4気筒横置(無鉛ガソリン使用) |
| 燃焼室形式 |
ルーフ形 |
| 弁機構 |
DOHCベルト駆動 吸気2 排気2 |
| 総排気量(cm3) |
1,958 |
| 内径×行程(mm) |
81.0×95.0 |
| 圧縮比 |
9.4 |
| 燃料供給装置形式 |
電子燃料噴射式(ホンダPGM-FI) |
| 燃料ポンプ形式 |
電動式 |
| 燃料タンク容量(l) |
6.0 |
| 潤滑油容量(l) |
5.0 |
| 潤滑方式 |
圧送式 |
| 点火装置形式 |
フル・トランジスタ式 |
性 能
|
最高出力(PS/rpm) |
160/6,300 |
| 最大トルク(kg-m/rpm) |
19.0/5,000 |
| 燃料消費率(km/l) 10モード走行(運輸省審査値) |
12.0 |
10.0 |
| 燃料消費率(km/l) 60km/h定地走行(運輸省届出値) |
20.0 |
19.5 |
| 最小回転半径 |
5.1(車体5.5) |
| 制動停止距離(m・初速50km/h時) |
13.5 |
走 行 伝 達 装 置
|
クラッチ形式 |
乾式単板ダイヤフラム |
トルクコンバータ3要素1段2相形(ロックアップクラッチ付) |
| 変速機形式 |
常時噛合式 |
| 変速機操作方式 |
フロアチェンジ式 |
| 変速比 |
1速 |
3.166 |
2.529 |
| 2速 |
1.857 |
1.444 |
| 3速 |
1.259 |
1.030 |
| 4速 |
0.967 |
0.725 |
| 5速 |
0.794 |
― |
| 後退 |
3.000 |
1.904 |
| 減速比 |
4.066 |
| カジ取り形式 |
ラック£ピニオン式+パワー仕様 |
| タイヤ |
195/60R14 85H |
| 主ブレーキの種類 |
油圧真空倍力装置付 前/ベンチレーテッドディスク 後/ディスク 〔スキッドコントロール装置付 前/ベンチレーテッドディスク
後/ディスク |
| 作動系統及び制動車輪 |
2系統/前右1輪-後左1輪・前左1輪-後右1輪 |
2系統/前右1輪-後左1輪・前左1輪-後右1輪 |
| 制動力制御装置形式 |
プロポーショニング装置〔スキッドコントロール装置付(プロポーショニング装置付)〕 |
| 懸架方式(独立懸架) |
前/ダブルウイッシュボーン式 後/マクファーソン・ストラット式(スプリングオフセット方式) |
| スタビライザー形式(前/後) |
トーションバー式 |
〔 〕内は4輪アンチロックブレーキ装着車の数値及び形式
|