本田技研工業（株）は、発売以来、軽量・スリム・扱い貿さで好評を得ている「ホンダ イブ」 のスタイルを一新するとともに装備の充実も計り、新たに「イブパックスシリーズ」として「イ ブパックスS」と「イブパックス」に2タイプを発売する。「イブパックスS」を6月15日よ り、「イブパックス」を7月1日よりそれぞれ発売する。

　「イブパックスS」は、最高出力5．0PS／6，000rpmの空冷2サイクルエンジンを搭載。さらに、ホンダ独自のVマチック（無段変速式）を採用することにより、軽快でスポーティな走りを楽しむ若者向けのスクーターとしている。
　「イブパックス」は、最高出力4．1PS／6，000rpmの空冷2サイクルエンジンを搭載。女性向けに乗り易さを配慮したマイルドな走りで親しみやすいスクーターとしている。
　この2タイプは、いずれも軽量・スリムなボディに内・外装部分を塗り分けたツートンカラーとし、ファッショナブルで若々しいデザインとしている。
（※）パックス＝PAXとは、「友だち」、「平和」という意味。

150，000台

イブパックスS　95，000円
イブパックス　82，000円

（北海道、沖縄価格は、3，000円高。その他、一部離島を除く。）

　また、装備面では、始動に便利なオートチョーク及びキック・セルフ併用の始動方式を採用。さらにエンジン停止時には、燃料を自動的にカットするオートコック、軽量でコンパクトなMF（エムエフ）バッテリーなど扱い易さを充実させた装備としている。
　その他の特長として、この2タイプは、点火プラグやキャブレターの点検・調整、ブレーキレバーやヘッドライト球の交換などがより短時間で行なえるよう整備性の向上も配慮した車体設計としている。