本田技研工業(株)は、好評のホンダ シビックシリーズの5ドア・シャトルに、簡単なボタ ン式4輪駆動(4WD)切り換えスイッチや、独自の動力伝達機構など数々の新技術の採用で、シティライフからスポーツ、レジャーまで、幅広い用途に適した実用的な4輪駆動車「ホンダ シビックシャトル4WD」を追加し、11月1日より全国のホンダ店から 発売する。
このシビックシャトル4WDは、FF(前輪駆動)を基本としたパートタイム式4輪駆動で、 2輪と4輪の駆動切り換えは、簡単な操作ができるボタン式にしている。しかも、駆動切り換え は、エンジンの吸気負圧を利用したバキューム式アクチュエーターの採用で、スムーズにチェン ジすることができ、路面状況に応じて適確な操作が行なえ、女性でも扱い易く、快適な走りを可 能としている。
また、4輪駆動(4WD)の駆動力をさらに生かすため、一般走行から高速走 行まで幅広い領域をカバーする5速ミッションに加えて、特に大きなトルクを必要とするときに 利用できる4WD専用の(※)スーパーローギアを採用。
さらに、ギアチェンジの伝達方式には、エンジン振動が伝わりにくく、剛性に優れたワイヤー 式を採用。
また、4WD専用サスペンションは、フロントは従来から定評のあるトーションバー・ストラット式とし、リヤにはコンパクトなパナールロッド付4リンク・サスペンションを採用。さらに、プログレッシブ・コイルとダンパーを分離するなど合理的なレイアウトにより、フロアの高さをおさえ、広々とした室内スペースを確保すると同時に、安定感のある乗り心地を実現している。
プロペラシャフトには、パワーを後輪へ効率よく伝える剛性の高い3ピース4ジョイント式を採用。 3本のシャフトを継ぎあわせ、ジョイント部の1つが前後にスライドすることで、リアサスペンションの動きにも柔軟に対応できるトリポート型ジョイントをプロペラシャフトに世界で初めて採用。これにより、なめらかな走りとともに、室内スペースを確保しながら、優れた防振性と静粛性を同時に実現している。
さらに、フロントのドライブシャフトは、等長ドライブシャフトを採用。これにより、取りまわしに優れ、軽快な操舵性と安定した走行性を引き出している。
このシャトル4WDの追加により、シビックシリーズは、より幅広いユーザーの要望に応えられる充実したバリエーション(9機種、23タイプ)をもつことになった。
シビックシリーズ 12,500台(内シャトル4WD 500台)
(単位:千円)
タイプ/地区 | 東京 | 名古屋 | 大阪 | 福岡 | 仙台 | 札幌 |
4WD-M | 1,295 | 1,297 | 1,301 | 1,316 | 1,311 | 1,329 |
4WD-J | 1,460 | 1,462 | 1,466 | 1,481 | 1,476 | 1,494 |
※注
1.価格表はスーパーロー付マニュアルミッション車。
2.電動スモークドガラス・サンルーフは8万円高で4WD-Jに設定。
3.フェンダーミラー仕様車は上記価格表より△5千円。
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