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二輪製品ニュース
1984年2月10日
スポーツバイク「ホンダ・VT250F」の
出力・トルクなど総合性能を一段と向上させ発売


 本田技研工業(株)は、昭和57年6月発売以来、幅広いユーザー層に受け入れられ、好評を得ているスリムで取り回しの良いスポーツバイク「ホンダ・VT250F」の出力・トルクなど総合性能を一段と向上させ2月11日より発売する。

 このVT250Fに搭載した4サイクル・水冷・90度V型2気筒エンジンは、吸・排気効率の向上とフリクションロスの低減を徹底して追求。吸気ポートにエアガイド・フィンを備えたハイ・イナーシャポート(高慣性吸気ポート)の採用などにより、低速から高速まで全回転域で吸 ・排気効率を向上。また、コンロッドに特殊な熱処理を加えることにより、軽量で高い強度と剛 性を両立させ、さらに往復運動部品の徹底した軽量化を計ることによりフリクションロスの低減 を実現。これにより、40PS/12,500rpmの高出力と2.3kg−m/ 11,000rpmの最大トルクを実現させている。
 車体設計は、コンピューター解析により軽量・高剛性を追求した角型断面のダブルクレードルフレームや、新設計の軽量・ブーメラン型アルミスポーツコムスターホイール(フロント16イ ンチ・リア17インチ)、新デザインのインボード・ベンチレーテッドディスクブレーキを採用。
 また乗り心地と路面追従性をより向上させた新設計のプロリンク・リアサスペンションの採用など高性能スポーツバイクにふさわしい充実した装備としている。

ホンダ・VT250F

 なお、販売計画は、36,000台(国内・年間)を予定している。
 全国標準現金価格は、449,000円である。
  (北海道・沖縄・その他一部離島を除く)


◎その他の主な特長
タンクと一体デザインのボディマウントフェアリング採用
コンパクトで高吸入効率を得るバイスターター式スラント型二連VDキャブレター採用。
最適な点火タイミングをきめ細かくコントロールするコンピューター内蔵のデジタル式フルトランジスタ・イグニッションシステム採用。
油圧クラッチシステム採用。
クロスレシオ6速ミッションと遊星ギア式チェンジ機構採用。
ジュラルミン鍛造セパレートハンドル採用。
大容量14lの大型フューエルタンク採用。
大光量60W/55Wの角型ハロゲンヘッドライト採用。


主要諸元
型式
MC08
全長(m)
2.015
全幅(m)
0.730
全高(m)
1.155
軸距(m)
1.385
最低地上高(m)
0.140
シート高(m)
0.765
車両重量(kg)
167
乾燥重量(kg)
152
乗車定員(人)
2
燃費(km/L)
45.0(50km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ)
0.46(約25度)
最小回転半径(m)
2.7
エンジン型式
MC08E・水冷4サイクルV型2気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3)
248
内径×行程(mm)
60.0×44.0
圧縮比
11.0
最高出力(PS/rpm)
40/12,500
最大トルク(kg-m/rpm)
2.3/11,000
キャブレター型式
VD6
始動方式
セルフ
点火方式
フルトランジスタ
潤滑方式
圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L)
2.5
燃料タンク容量(L)
14
クラッチ形式
湿式多板コイルスプリング
変速機形式
常時噛合式6段リターン
変速比
1速2.562/2速1.850/3速1.478/4速1.240/5速1.074/6速0.965
減速比
2.821
キャスター(度)
26°20′
トレール(mm)
97
タイヤサイズ
(前)100/90-16 54S(後)110/90-17 60S
ブレーキ方式
(前)油圧式ディスク(インボードベンチレーテッドディスク)
(後)機械式リーディングトレーリング
懸架方式
(前)テレスコピック(円筒空気バネ併用)(後)スイングアーム(プロリンク)
フレーム方式
ダブルクレードル


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