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二輪製品ニュース
1983年12月16日
新設計DOHC・16バルブ・並列4気筒エンジン搭載の
スポーツバイク「ホンダ・CBR400F」を発売


 本田技研工業(株)は、回転数応答型バルブ休止機構(REV)を採用した新設計空冷 ・4サイクル・DOHC・16バルブ・並列4気筒エンジン(399cc)搭載のスポーツバイ ク「ホンダ・CBR400F」を12月20日より発売する。

 このCBR400Fに搭載されたエンジンは、エンジンの回転数に応じて高回転域では4バル ブ、低・中回転域では2バルブに作動バルブ数が変化する画期的なREV機構を採用。さらに流 入空気を整流して吸入効率を向上させたレゾナンス・チャンバーの採用や、排気効率と静粛性の 向上を両立させた4→2→1→2の排気システムの採用などにより、58PS/12,300r pmの高出力と、3.6kg−m/11,000rpmの強力なトルク特性を発揮するとともに 40km/L(60km/h定地走行テスト値)の優れた燃料経済性を実現している。
 車体設計は、コンピューター解析により軽量・高剛性を追求した新設計の角型断画パイプのダ ブルクレードルフレームや、軽量・高剛性のNSコムスターホイールを採用。さらに軽量で新デザインのフラットディスクブレーキをトリプル(前2枚・後1枚)で装備。またデュアルピストンキャリパーの採用や、よりコンパクトになったTRAC(ブレーキトルク応答型アンチダイブ機構)の採用、エア併用式の大径35φフロントフォークや、優れた路面追従性を発揮する定評 のプロリンク・リアサスペンションの採用など、高性能スポーツバイクにふさわしい充実した装 備としている。
REV・Revolution Modulated Valve Control の略 で、エンジンの回転数に応じて、高回転域では4バルブが作動、低・中速回転域では1気筒あた りインレット側、エキゾースト側とも1つずつのバルブが作動を休止して2バルブとなるバルブ システム。これはセンサーがエンジン回転数を検知し、2分割されたロッカーアームに内蔵した 油圧ピストンが移動することによってロッカーアームが分離・結合を行い4バルブ作動←→2バ ルブ作動を自動的に切り換える。4バルブ作動時には、高回転・高出力を生み出し、2バルブ作 動時には混合気の吹き抜けが少なく、流速も向上。高いスワール効果と優れた充てん・燃焼効率 も実現した画期的なシステムである。

ホンダ・CBR400F

  販売計画は、30,000台(国内・年間)を予定。
  全国標準現金価格は、539,000円である。
   (北海道・沖縄および その他一部離島を除く。)


◎その他の主な特長
冷却効率の向上を図ったオイルクーラーを装備。
精悍なデザインの角型ヘッドライト(60W/55W)を採用。
フロント16インチホイールを採用。
サチライトメッキをほどこしたサイレンサーを採用。
見やすく機能的にデザインされたフューエルメーター付メーターパネルを採用。
タンク側面にレイアウトされたレーサーイメージのフューエルコックレバーを採用。


主要諸元
型式
NC17
全長(m)
2.035
全幅(m)
0.710
全高(m)
1.075
軸距(m)
1.390
最低地上高(m)
0.140
シート高(m)
0.780
車両重量(kg)
193
乾燥重量(kg)
176
乗車定員(人)
2
燃費(km/L)
40(60km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ)
0.46(約25度)
最小回転半径(m)
2.6
エンジン型式
NC07E・空冷4サイクルDOHC4バルブ4気筒
総排気量(cm3)
399
内径×行程(mm)
55.0×42.0
圧縮比
9.6
最高出力(PS/rpm)
58/12,300
最大トルク(kg-m/rpm)
3.6/11,000
キャブレター型式
VE53
始動方式
セルフ
点火方式
フルトランジスタ
潤滑方式
圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L)
3.0
燃料タンク容量(L)
18
クラッチ形式
湿式多板コイルスプリング
変速機形式
常時噛合式6段リターン
変速比     
1速
2.769
2速
1.850
3速
1.478
4速
1.240
5速
1.074
6速
0.965
減速比 1次/2次
2.565/3.142
キャスター(度)
27°00′
トレール(mm)
98
タイヤサイズ
(前)100/90-16 54H   (後)110/90-18 61H
ブレーキ形式
(前)油圧式ディスク   (後)油圧式ディスク
懸架方式
(前)テレスコピック(後)スイングアーム(プロリンク)前後とも円筒空気バネ併用
フレーム形式
ダブルクレードル


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