本田技研工業(株)は、昭和57年6月発売以来、4サイクル・V型エンジンのスリムで取り回し性の良さが幅広いユーザー層に受け入れられ、現在の軽二輪市場拡大の原動力となっている「ホンダ・VT250F」にフルフェアリングを標準装備した「ホンダ・VT250Fインテグラ」を新たに追加し、6月15日より発売する。
このVT250Fインテグラに装備されたフェアリングは、国内外のロードレース活動で得た空気力学の技術を活かし設計されたもので、走行時の風を効果的に整流し、空気抵抗の低減を図り、快適な乗り心地を実現させている。また、フェアリング自体をボディ側にマウントするとともに、メーター類をフェアリングに装着、これにより、ステアリング荷重を軽減、取り回し性の向上を図っている。
この新設計のフェアリングにより、長距離ツーリングや高速走行時にライダーが受ける風圧による抵抗を少なくして疲労の軽減を図っている。
このVT250Fインテグラの発売により、ホンダのインテグラシリーズは四機種となり、さらに充実したものとなった。
■販売計画〈国内・年間〉6,000台(予定)
■全国標準現金価格450,000円
・北海道、沖縄価格6,000円高
・その他一部離島は除く
その他の主な特長
| ・ |
アッパー及びアンダーカウルは、取り扱い性のよいロードレーサーと同タイプのカウルを採用。 |
| ・ |
フェアリングアッパー部の両サイドに便利な小物入れを装備。 |
| ・ |
空力特性を考慮したエアロフォルムウインカーをフロントに装備。 |
また、ウインカースイッチはプッシュキャンセル方式を採用。
主要諸元表
| 型式 |
MC08 |
| 全長(m) |
2.000 |
| 全幅(m) |
0.750 |
| 全高(m) |
1.190 |
| 軸距(m) |
1.385 |
| 最低地上高(m) |
0.150 |
| シート高(m) |
0.780 |
| 車両重量(kg) |
165 |
| 乾燥重量(kg) |
152 |
| 乗車定員(人) |
2 |
| 燃費(km/L) |
45(50km/h定地走行テスト値) |
| 登坂能力(tanθ) |
0.46(約25度) |
| 最小回転半径(m) |
2.6 |
| エンジン型式 |
MC08E(水冷4サイクルV型2気筒DOHC4バルブ) |
| 総排気量(cm3) |
248 |
| 内径×行程(mm) |
60.0×44.0 |
| 圧縮比 |
11 |
| 最高出力(PS/rpm) |
35/11,000 |
| 最大トルク(kg-m/rpm) |
2.2/10,000 |
| キャブレター型式 |
VD6 |
| 始動方式 |
セルフ |
| 点火方式 |
フルトランジスタ |
| 潤滑方式 |
圧送飛沫併用式 |
| 潤滑油容量(L) |
2.5 |
| 燃料タンク容量(L) |
12 |
| クラッチ形式 |
湿式多板コイルスプリング |
| 変速機形式 |
常時噛合式6段リターン |
| 変速比 |
1速2.562/2速1.850/3速1.478/4速1.240/5速1.074/6速0.965 |
| 減速比 |
3.214 |
| キャスター(度) |
26°30′ |
| トレール(mm) |
91 |
| タイヤサイズ |
前100/90-16 54S・後110/80-18 58S |
| ブレーキ形式 |
前 油圧式ディスク(インボード・ベンチレーテッドディスク)・後
機械式リーディングトレーリング |
| 懸架方式 |
前 テレスコピック(円筒空気バネ併用)・後 スイングアーム(プロリンク) |
| フレーム形式 |
ダブルクレードル |
|