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四輪製品ニュース
1982年9月20日
世界最小の1.2Lターボエンジンや
ホンダ独自の電子燃料噴射装置などを採用した
「ホンダ シティターボ」を発売


 本田技研工業(株)は、背の高いユニークなトール ボーイ デザインで好評のホンダシティ シリーズに、ターボ チャージャー付エンジンやホンダの独自開発による電子燃料噴射装置など の新技術を採用した小型高性能ターボ車「ホンダシティターボ」を加え9月21日より全国のホ ンダ店を通じて発売する。

 このシティターボは、シティのもつ優れた動力性能と燃料経済性をもとに、ターボ付エンジン の極限を追求して開発。エンジンは、シティで採用した燃焼効率の高いコンバックス(高密度速 炎燃焼原理)エンジンをベースに、さらに高効率化を図ったニューコンバックスエンジンを搭載。 これに高過給圧(0.75kg/cm)を生み出す小型・高回転ターボチャージャーやホンダ が独自開発をした高感度な電子燃料噴射装置((※1)PGM−FI)を採用。さらに、高出力 化にともなうエンジン構造の強化と徹底した摩擦抵抗の低減を図るなどにより、今までのターボ 車では類を見ない出力・トルク向上率(※2)50%アップを実現した高出力(100馬力)と 高トルク(15kg/m)を発揮。同時に、ターボ車ではトップの低燃費18.6km/l(1 0モード燃費)も合わせて実現している。(※2シティRタイプとの比率)(※1 PROGR AMED(プログラムド) FUEL(フューエル) INJECTION(インジェクション) の略)

●販売計画〈月間・国内〉
     シティシリーズ合計 13,000台


シティターボ サンルーフ
シティターボ サンルーフ


●標準現金価格(単位:千円)

東京 名古屋 大阪 福岡 仙台 札幌
1,090 1,090 1,090 1,110 1,110 1,129

・5速車のみ設定。
・仙台、札幌地区価格には5千円の寒冷地仕様分を含む。
・ボディソニック仕様車は12万8千円高。
・サンルーフ仕様車は4万円高。


 ホンダはこれら3つの要素((1)ニューコンバックスエンジン、(2)新開 発ターボチャージャー、(3)ホンダ独自の電子燃料噴射装置=PGM−FI) の総称として(※)ハイパーターボ(HYPER TURBO)と表現をする。
※ハイパーとは超越、非常なといった意。スーパー(SUPER)の上をいく表現。


 なお、価格はこれら高水準の新技術を採用しながらも、ターボ車としては最も廉価な設定とし ている。 ホンダシティシリーズは、国産小型乗用車トップの低燃費車シティ E1(21km /l・10モード燃費)から今回の高性能ターボ車まで、乗用4タイプ(E、E1、R、ターボ) と商用2タイプ(T、F)の6タイプと充実、より巾広いユーザーの多様化する使い勝手や好み に応えられるものとなった。

◎その他の主な特長
●シティターボ専用に開発された前後サスペンションやブレーキ、タイヤ。
フロントに高剛性中空スタビライザーを装備。(リヤもスタビライザー付)
前後サスペンションにはすぐれた乗り心地と走行安定性を発揮するブログレッシッブコイルス プリングを採用。
このクラス初の高性能HRタイヤを標準装備。(165/70HR12)
フロントブレーキは、冷却用の空気孔をディスクの中に設けたベンチレーテッドディスクブレ ーキの装備で耐フェード性を向上。
●シティターボ専用に設計されたインストルメントパネルやバケットシート。
スピードメーターは、変化しつづける速度を1キロ刻みで表示する液晶デジタル式を採用。
ターボチャージャーの過給圧変化を表示する液晶式グラフィックターボメーターを装備。
ソフトでフィット感のよい太グリップ3本スポークステアリングホイール。
スポーティな走行に応えるホールド性にすぐれた、質感の高いフルバケットタイプのフロント シート。
インパネからバケットシート、ドアライニング、カーペットにいたる室内全体の高質感設計と カラーコーディネイト。
●ターボ専用にデザインされた外観。
パワーバルジ付フロントボンネット。バンパーと一体成型されたフロントスカートには角型フ ォグランプも組み込まれている。
●サンルーフ仕様車と世界初のボディソニック仕様車を設定。
スモークドガラスを使ったサンルーフ仕様で、強い光を柔わらげ、さらにサンシェード付、チ ルトアップ、フルオープンと4通りの使い方が可能な設計。(シティRタイプにもすでに設定済)
世界で初めて、音楽を耳から聴くのと同時に、直接からだに振動として聴かせるボディソニッ クをフロントシートに採用。(注文生産Rタイプにも設定)


シティターボ主要諸元表
全長(m) 3.380
全幅(m) 1.570
全高(m) 1.460
ホイールベース(m) 2.220
トレッド(m) 1.370
1.370
最低地上高(m) 0.145
車量重量(kg) 690
乗車定員(名) 5
エンジン型式 ER
エンジンタイプ CVCC水冷直列4気筒横置OHC(無鉛ガソリン使用)
燃焼室形式 副燃焼室付ウェッジ型
弁機構 頭上カム軸3バルブベルト駆動
総排気量(cm3) 1,231
内径×行程(mm) 66.0×90.0
圧縮比 7.5
燃料供給装置形式 電子燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
燃料タンク容量(l) 41
潤滑方式 圧送式
潤滑油容量(l) 4
点火方式 ポイントレス・トランジスタ式
最高出力(PS/rpm) 100/5,500
最大トルク(kg-m/rpm) 15.0/3,000
登坂能力(tanθ) 0.58
燃費(km/l) 10モード燃料消費率(運輸省審査値) 18.6
燃費(km/l) 60km/h時燃料消費率(運輸省届出値) 27.0
最小回転半径(m) 4.5(車体4.9)
制動停止距離(m) 初速50km/h時 14.0
クラッチ形式 乾式単板ダイヤフラム
変速機操作方式 フロアチェンジ式
変速比 1速 2.916
2速 1.764
3速 1.181
4速 0.846
5速 0.655
後退 2.916
減速比 4.066
カジ取り形式 ラック&ピニオン式
タイヤ 165/70HR12
主ブレーキの種類・形式 油圧真空倍力装置付ベンチレーテッドディスク
油圧真空倍力装置付リーディングトレーリング(PCV付)
懸架方式 マクファーソン・ストラット方式独立懸架
マクファーソン・ストラット方式独立懸架(コイル分離式)


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