ニュースリリース

1982年11月22日ニュースリリース

軽量・スリムなスクーター ホンダ・スカイを一部改良 新たに「ホンダ・スカイ」セルフスターター付を追加し発売

 本田技研工業(株)は、本年4月に発売以来、軽くスリムで取りまわしのしやすいことで好評のホンダ・スカイを一部改良し、新たに「ホンダ・スカイ」セルフスターター付を追加し11月23日より発売する。

ホンダ・スカイ セル付(左側ミラー オプション)

ホンダ・スカイ セル付(左側ミラー オプション)

 このホンダ・スカイは、さらにキビキビとした走りを実現させるためにエンジンの一部を改良し、出力(最高出力3.6PS→4.0PS)および燃費(76.0Km/L→87.0Km/L:いずれも30Km/h定地走行テスト値)の向上を図った。同時に、車両重量の軽減を図るとともに(乾燥重量:キック式39kg→37kg)、空冷2サイクルエンジンと車体の取り付け部に防振リンクを採用し、スクーターとしての乗り心地を一段と快適なものとしている。また新たにオートチョーク機構付セルフスタータータイプの追加により、始動時の使い勝手の向上をも図っている。

※乾燥重量37kgは現在国内市販のスクーターの中で最軽量を実現しています。

 これによりホンダのスクーターシリーズは、9機種24タイプと充実、年令・性別を問わずより幅広いお客様の要望に応えられるものとなった。

販売計画は

国内年間400,000台を予定している。

標準現金価格は、

キック式 78,000円
セル付 88,000円

(一部離島は除く)である。

主要諸元表〔型式 AB14〕

〈 〉内はキック式

全長×全幅×全高(m) 1.490×0.585×0.915
乾燥重量(kg) 39〈37〉
エンジン・排気量(cm3) 空冷2サイクル単気筒・49
最高出力(PS/rpm) 4.0/6,000
最大トルク(kg-m/rpm) 0.50/5,000
最小回転半径(m) 1.5
登坂能力(tanθ) 0.19(約11度)
燃費(km/L) 87.0(30km/h定地走行テスト値)
始動方式 キック・セル〈キック〉
燃料タンク容量(L) 2.5

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