新発売　ホンダドリーム CB550FOUR－II

　本田技研工業（株）では、このたび市街地走行から、ロングツーリングにいたるまで、静かでマイルドな走行フィーリングを持つ、4気筒車《ホンダ・ドリーム CB550 FOUR－II》を新発売いたします。

CB550FOUR-II

　この車はホンダ4気筒シリーズの中間機種として、低中速トルクを重視した乗りやすくねばりのあるエンジンに、排気音対策としての集合排気システムを採用、細部にわたる安全性への配慮と、便利な新装備を持つ余裕ある2輪車です。

主な特徴

●信頼性の高い4気筒OHC544cc50馬力エンジンを搭載。集合排気管に代表される吸・排気システムを採用することにより、静かで低中速に強くフラットなトルク特性が得られました。
●高い操縦性、安定性に加え、ニーグリップのしやすいシート、タンク形状などがあいまって、ロングツーリングでも疲労の少ないすぐれたライディングポジションをもたらしています。
●ユニークな集合排気管をもつ、マイルドで乗りやすい雰囲気、若々しく新鮮なデザインです。

昭和50年6月24日

398，000円
（全国標準現金価格）

月産　4，000台
（輸出を含む）

1.エアクリーナーにインテークダクトを新設、吸気効率が向上し吸気音も減少しました。
2.各気筒1本づつのエクゾーストパイプをクローバー型に1本に統合。3つの膨張室のうち、まず大容量の第1膨張室で爆発音を吸収、脈動効果で他気筒の排気を促進しながら、効率よく低中速を重視したねばりのある出力と静かな排気音が得られました。
3.手首の疲れを少なくするため新機構のスロットルリンケージを採用しました。

1.操縦性、安定性にすぐれた剛性の高いフルダブルクレードルタイプのフレームは、軽量でとりまわしも容易です。
2.ニーグリップしやすい大容量（17l）ティアドロップ・タイプ（雨滴型）のタンクと細身のシート形状、高めのハンドル、適切なステップ位置などのマッチングで取りまわしが良く、疲れの少ない自然なライディングフォームを形成しています。
3.CB750FOUR－IIと同じ完全埋め込み式のフラットなフューエルタンクキャップを採用。キャップ締め忘れ防止機構や紛失防止のクサリ付です。
4.クラシカルでマイルドなタンク形状、落ちついた色調、ユニークな集合排気管により、落着きのある重量感に現代感覚を加えたデザインです。

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