二輪製品ニュース
1973年1月29日
新発売
ホンダノビオ〈PM50〉
当社では、この度「自転車の経験さえあれば誰でも気軽に乗れるクルマ」を設計のポイントと した親しみやすいモペットを開発し、新発売いたします。
この車は、自転車なみのやさしい運転操作で乗れることはもちろん、オートバイのもつ快適さ、 安全性、耐久性が細部にまで追求されています。
女性やお年よりの方など、初めての方でもメカニズムを意識することなく、その便利さを味わっ ていただけるものと思います。
〈特 徴〉
○現代感覚にマッチしたファッショナブルなスタイル
○コンパクトで、静かな2サイクルエンジン
○ペダルによる始動など操作と操縦の手軽さ
発売日 1月30日
価 格 55,000円
(全国標準現金価格)
生産計画 月産 5,000台
ホンダノビオ〈PM50〉の主な特徴
始動は、自転車のペダルを踏む要領で簡単。
あとは、右手のアクセル操作だけですから、初めての方でも手軽に扱えます。
○始動―軽々と行なえるペダル始動
○始動後―ギヤチェンジもなく、速度調整は右手のスロットルグリップのみ
○エンジン停止―デコンプレバーを押すだけで確実にエンジンをストップ
|
コンパクトでタフ、そして
静かな2サイクルエンジン |
|
コンパクトな49cc・2サイクル・ピストンバルブタイプのエンジンを新発売。静かでタフな 設計は、メカニズムに弱い方でも手軽に扱えます。
〈静かさのポイント〉
○トランスミッションがないため、静かな運転音
○消音効果の高いマフラー
○エアクリーナーの吸入口を、4本の小径吸入管に分割して、吸入音の減少につとめています。
〈耐久性のポイント〉
○高性能オイルポンプによる分離給油方式
○コンロッドの大端部と小端部にニードルベアリングを採用
○コンロッド大端部へは直接給油方式を採用
○大容量で清浄性にすぐれたエアクリーナーエレメント
ホンダノビオは、モペットとしての安全性には最大限に注意がはらわれていますので、つねに安 心して走行ができます。もちろん、自転車では味わえない快適な乗心地も魅力です。
〈安全のポイント〉
| ○ |
ブレーキは、前・後とも自転車と同じ扱いやすいハンドルレバータイプ。80m/mドラム径のリーディング・トレーリング方式 ですから効きは確実です。 |
| ○ |
大型ウインカー、ストップライト採用 |
| ○ |
自転車走行時でも使用できる電装品類 |
| ○ |
ハンドルロック付き |
〈乗心地のポイント〉
| ○ |
フロントにボトムリンク式、リヤにスイングアーム式クッションを採用。乗心地、操縦性にすぐれています。 |
| ○ |
ハンドルとシート高は調整でき、ソフトなシートクッションです。 |
| ○ |
低く、乗りやすいフレーム構造 |
| ○ |
ホンダノビオは、レバーの切換え1つで、自転車走行が行なえます。 |
愛称・ノビオについて:
〈スペイン語〉男性の婚約者をいう。
ヨーロッパでは、モペットをまったく自転車と同じように使っています。本格的なヨーロッパス タイルのモペットにふさわしい、若々しく初々しいイメージからこの新機種にNOVIOという
愛称をつけました。
ホンダノビオPM50主要諸元
| 全長(m) |
1.655 |
| 全巾(m) |
0.605 |
| 全高(m) |
1.010 |
| 軸距離(m) |
1.060 |
| 最低地上高(m) |
0.125 |
| 車輛乾燥重量(kg) |
42 |
| 車輛重量(kg) |
45 |
| 総排気量(cc) |
49 |
| 冷却方式 |
空冷 |
| シリンダー数及び配列 |
前傾40×1 |
| 内径×行程(mm) |
40.0×39.6 |
| 圧縮比 |
7.5 |
| 最高出力(PS/rpm) |
1.8/4,000 |
| 最大トルク(kg-m/rpm) |
0.36/3,000 |
| クラッチ形式 |
乾式自動遠心式 |
| 変速方式 |
1速 |
| フレーム形式 |
バックボーン |
| 前輪懸架方式 |
ボトムリンク |
| 後輪懸架方式 |
スイングアーム |
| ブレーキ種類(前後とも) |
内部拡張式 |
| タイヤサイズ |
(前) |
2.00-17(2PR) |
| (後) |
2.00-17(2PR) |
| 燃料消費量(Km/L) |
80 |
| 登坂能力(度) |
6 |
| 燃料タンク容量(L) |
3 |
| 始動方式 |
ペダル式 |
|