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四輪製品ニュース


1969年4月15日
世界の期待に応えるスーパーセダン HONDA 1300

毎々格別のご引立を賜り厚く御礼申し上げます。

 つねに既成概念を破る高度な技術と高性能で世界に話題を提供するホンダが、自信と誇りをもって世界に贈るスーパーセダン=HONDA1300は5月下旬発売の運びとなりました。

 昨秋ご高覧いただいたものに性能向上及び外観の変更を行ない、2種類のエンジンを用意、合 計7車種のバリエーションを揃えました。


HONDA 1300 最高出力 最高速度
77 SEVENTY SEVEN シリーズ 77スタンダード 100馬力/7200rpm 175Km/h
77デラックス
77カスタム
77 S
99 NINETY NINE シリーズ 99デラックス 115馬力/7500rpm 185Km/h
99カスタム
99 S


HONDA 1300のサービス体制は万全です

 サービスは、全国ネットをもつ《ホンダSF》が、責任をもって行います。 しかも、小型車に義務づけられている車検についても、全国のSFが、メーカーと同水準の技術と設備を駆使、正しい規格のもとに

     初回標準料金15,000円で「車検整備」を実施いたします。


  なおSFは、本年末までに300カ所に増設。うち、150カ所は、運輸省指定の民間車検の指定工場資格を取得。最初の車が車検を迎えるときには、全国500カ所のSFと300カ所の 指定工場が完成する予定です。

○なお工場仕様で次のものを用意いたしました。

*ホンダエアコン(HONDA AIR CONDITIONER)
ホンダ1300専用に開発されたエアコンディショナー。 独特のコンプレッサーで高能率、しかも炎天下、交通渋滞の道路におけるノロノロ運転時でも効くという著しい特長を持っています。(詳細は別紙をご参照下さい)

*ホンダマチック(HONDA MATIC)
全機種にわたって、ホンダが独自に開発したフルオートマチック付を用意いたします。停止時に 全輪が自動的にロックされ、アクセルを踏むと同時に解放されるオートロック付。追突されても足元をすくわれることがありません。オートマチック機構はシンプルで調整不要。耐久力も絶大です。
しかもダイナミックドライブもできるマニアルセレクト付。

HONDA1300生産計画

 

HONDA 1300 価格・発売時期一覧
〔価格・発売時期〕
・ 77 スタンダード ¥488,000 発売 6月末
・ 77 デラックス ¥568,000 発売 5月末
・ 77 カスタム ¥635,000 発売 6月末
・ 77 S ¥605,000 発売 6月末
・ 99 デラックス ¥643,000 発売 6月末
・ 99 カスタム ¥710,000 発売 6月末
・ 99 S ¥680,000 発売 6月末
*ホンダエアコン付 ¥98,000高  
*ホンダマチック付 ¥45,000高  
   
※いずれも三重県鈴鹿工場渡し現金価格です。


HONDA 1300 価格一覧表

・ 77 スタンダード ¥488,000
・ 77 デラックス ¥568,000
・ 77 カスタム ¥635,000
・ 77 S ¥605,000
・ 99 デラックス ¥643,000
・ 99 カスタム ¥710,000
・ 99 S ¥680,000
*ホンダエアコン付 ¥98,000高  
*ホンダマチック付 ¥45,000高  
   
※いずれも三重県鈴鹿工場渡し現金価格です。
〈ホンダニュース10月22日号〉



HONDA1300地域別価格差額一覧表
全国の店頭渡し価格は、工場渡し価格に下記の地域別価格差額を加えたものです。

 
地区名 地域別差額
北見 37,000
旭川 33,000
帯広 35,000
室蘭 29,000
釧路 35,000
札幌 29,000
函館 29,000
青森 25,000
岩手 20,000
宮城 16,000
秋田 23,000
山形 17,000
福島 13,000
茨城 11,000
栃木 11,000
群馬 11,000
埼玉 9,000
千葉 9,000
東京 8,000
神奈川 8,000
新潟 11,000
富山 9,000
石川 8,000
福井 6,000
山梨 7,000
長野 7,000

 
地区名 地域別差額
岐阜 4,000
静岡 5,000
愛知 3,000
三重 2,000
滋賀 3,000
京都 4,000
大阪 4,000
兵庫 5,000
奈良 4,000
和歌山 5,000
鳥取 9,000
島根 12,000
岡山 8,000
広島 11,000
山口 14,000
徳島 13,000
香川 11,000
愛媛 15,000
高知 15,000
福岡 17,000
佐賀 19,000
長崎 20,000
熊本 20,000
大分 19,000
宮崎 23,000
鹿児島 23,000

(44年4月広報室)

 

HONDA1300発表!

 HONDA1300は、10月21日午後3時30分から、東京(赤坂プリンスホテル)、大 阪(ホンダSR)、名古屋(ホンダSR)で、報道関係者に発表いたしました。

 発表会席上での取締役社長・本田宗一郎のあいさつ要旨は次の如くです。

 「日頃、当社に対する深いご理解をいただき、厚く御礼申し上げます。
本日発表の機会を得たHONDA1300により、当社の技術開発の基本的な考  え方をご理 解いただきたいと存じます。
このHONDA1300は、世界のどこの市場にも通用する国際商品をめざして開発を進め てきたものでございます。当社は『オリジナリティ』を経営の基本と考えており、どこの真似でもないホンダだけの独創的な商品開発こそ、新しい需要喚起の決め手であるとする一貫した思想を持っております。
申請中の特許、実用新案は178件に及び、特殊空冷方式エンジン、ドライサンプ式潤滑方 式、車室導入空気の清浄化対策、クロスビーム型後輪懸架装置等はその代表的なもので、当社の技術開発の具体的な表現であります。
また『積極的安全対策』は、カーメーカーとしての社会的な責任であり、十分な余裕馬力(96馬力、最高速度175Km)、意志のままの操縦性能(FF方式)、強力なブレーキ性能、疲れない居住性等にこれが表現されています。
このニューマシンこそ、本格的な輸出商品であり、自由化対策であると確信しております。どうぞ十分なご批判をいただき、HONDA1300が新しい時代の期待に応えるよう、ご鞭撻をお願いする次第です。」
 
   引続き本田技研究所所長・杉浦英男が、HONDA1300の概要説明を次の如く行なった。

 「HONDA1300の開発基本方針は、
1、世界のどこの市場にも通用させること。
2、積極的一次安全対策をとり入れること。
3、誇りをもって乗れる、乗りたくなること。

 これらを具体的に展開すると

(1)、 5人分の座席空間に余裕をプラスし内部空間を作る。
(2)、 その内部空間を包む必要最少限の外部。
(3)、 しかも、その小ささを感じさせない高級なムードのデザイン、加えてホンダ独得の精悍なイメージ。
(4)、 あらゆる使用条件を満足させ得る動力性能。
(5)、 あらゆる使用条件における完壁な走行性能及び乗心地。

 この結果、2000ccクラスのパワー、1500ccクラスの居住性、1000ccクラスの経済性を兼備した車になった。これは新しい乗用車のカテゴリーを作るものと自負しています」

 続いて、エンジン、車体の詳細説明の後常務取締役・西田通弘から営業関係事項について次の如くご説明いたしました。

「販売価格は3月1日に全国新聞紙上で発表いたします。報道関係各位にはその直前にご通知 します。
発売時期は明春の予定で、詳細は価格発表時にお知らせします。
生産規模は、取敢えずシリーズで、月産1万台ラインを鈴鹿製作所に設置します。
販売方法は、全国約4万8千の販売店に対する業販体制を推進し、地域ごとに、代理店または 営業所を選定して販売店に卸売バックアップする体制をとります」


HONDA1300の最も大きな特長



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