第６戦 ヨーロッパＧＰ
5月19日（金）曇り・にわか雨・晴れ間 気温8℃
今日も寒いです。シルバーストンをはるかにしのぐ寒さ。イギリス人は、みんな故国を懐かしがってます。そう言いながらも、メカニックは短パンの人が多いですけどね。
今回のわれわれの宿です。サーキットから30分ほど山に入った、ひなびたホテル・レストラン。快適ですが、暖房が入ってない！ドイツ人にとっては、暖房を入れるほど寒くはないということでしょう。しょうがないので、台所の（キッチン付きの部屋です）電気コンロをしばらく全開にして暖を取りました。
ニュルブルグリングは、来るたびに設備が充実してます。今年は、メインビルディングが完全に建て直されてました。ガレージもピットロードも広いこと。
午前中のセッション前ににわか雨がザーザー降って、寒さがいっそう身に染みます。BARホンダでは、ピットのスタッフをカバーで囲んでました。文字通り吹きっさらしですからね。オフのテストや、イギリスGPに続いての登場です。
ゲルハルト・ベルガーと話し込む、ラルフ・シューマッハ。ここが地元グランプリとなるＢＭＷ。しかしラルフは終盤白煙を吐いて止まってしまい、出だし好調というわけには行きませんでした。
でもチームメイトのジェンソン・バトンはトップタイムを出して、みんなびっくり。初日ということを差し引いても、初めてのサーキットで最速というのは大したもんです。
恒例の金曜会見を、袖からのぞきながら聞きました。ジャックと保坂エンジニア、フレンツェンなどが出席。相変わらずのジャックファッション。でも上機嫌でした。
BARホンダは今シーズン初めて、初日に二人そろってトップ１０内のタイム。トラブルもほとんど出ず、ようやく軌道に乗ってきた感じです。
|
