ホンダホームページへ
モータースポーツへ
INFOSへ

 
POWERED by HONDA

rd3 RSM NEWS

INFOS_LOGO
link
F1GP NEWS Motor Sports INFOS INDEX
 
     


 イギリスGPのみどころ  4月18日(火) レポート:柴田久仁夫


rd4 GB NEWS

●今年は天候との戦いに。

 例年なら7月中旬に行なわれるイギリスGPが、今年は4月下旬に行なわれます。
これが他のヨーロッパの国ならまだしも、1日のうちに晴天と雨とヒョウと雷が立て続けにやってくる土地のこと。先週イギリスの知人に電話したときも、この季節には珍しいミゾレが降ったと言っていたくらいですから、GPの週末は予測のつかない天候になりそうです。


●ハッキネンに勝利の目は?

 開幕からミハエル・シューマッハが3連勝。今年のフェラーリはかなりマクラーレン・メルセデスに追い付いてきたという下馬評でしたが、まさかここまで鮮やかなスタートダッシュを決めるとは、誰も予想しなかったんじゃないでしょうか。もし第4戦のイギリスでもハッキネンが勝てないようなことになると、タイトル3連覇に黄信号と判断してもいいでしょう。そして前述のような悪天候になった場合、戦術、ドライビング、その双方でフェラーリの方が有利なだけに、ハッキネンとマクラーレン・メルセデスには苦しい戦いになりそうです。


●ホンダに待望のニュースペック登場

 待ち望まれていたホンダのニュースペックエンジンが、ここでデビューします。
よりパワフルにバージョンアップ、なおかつ信頼性もおろそかにされていないエンジンということで、週末どこまで戦闘力を発揮するか非常に楽しみです。先週のテストでは、サスペンショントラブルでリカルド・ゾンタがクラッシュ。さいわい本人にケガはなかったものの、チームは予定を1日早く切り上げてファクトリーに引き上げました。しかしニューバージョンの実地評価は、十分にできたということです。シャシーも、空力や足回りを改良されたものが登場する予定です。
かつての超高速サーキットから変更が加えられたとはいえ、シルバーストンはまだまだパワーサーキットと言えます。そこでBARホンダの改良モデルがどこまで戦闘力を発揮するか。今後の活躍を予想する上でも、楽しみなGPになりそうです。