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1999 All Japan Grand Touring Car Championship Series
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1999 全日本GT選手権シリーズ
第4戦 レポート
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決勝では大きなウエイトハンディに苦戦 しかし、ニューパーツのテストは好感触!!

新しいエアロパーツを投入
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開幕2連勝を飾ったNSX勢に対して、ライバルチームも着実なポテンシャルアップを感じさせている。さらに、NSX勢には大きなウエイトハンディが課せられていた。コロネル/山西組(Mobil 1 NSX)は10kg、脇阪/金石組(TAKATA童夢NSX)は30kg、中子/道上組(Castrol無限NSX)が40kg、そして高橋(国)/飯田組(RAYBRIG NSX)には70kgというウエイトハンディが搭載された。中低速コーナーが続くCP MINEサーキットでは、この大きなウエイトハンディが大きく影響することは必至の状況だった。
このため、NSX勢は、練習走行から決勝を想定したセットアップに専念。予選では敢えてリスクを犯さず、万全の状態で決勝を迎える戦略をとった。なかでも脇阪/金石組のTAKATA童夢NSXでは、後半戦に投入される新しいパーツのテストが行われた。冷却性能と空力性能を高めたフロントカウルとリアウイング、そしてワイドトレッドに対応したフロントサスペンションなどを他のNSX勢に先行して装着。レーススケジュールが始まると同時に、意欲的なデータ収集が行われた。

中子の追い上げを見守るスタッフ
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決勝に向けたセットアップに専念した予選だったが、それでもコロネル/山西組(Mobil 1 NSX)がセカンドロウ4番手を獲得する健闘をみせた。ウエイトハンディもNSX勢の中では10kgと最も軽量なだけに、決勝での活躍にも大きな期待が集まった。一方、開幕戦で優勝するなど着実な成果を残している高橋(国)/飯田組は、70kgという大きなウエイトハンディが影響し15番手と低迷。テクニカルなコースに重いマシンということで、決勝でも苦戦が予想された。
決勝では、スタート直後に山西と脇阪のNSX勢同士が接触、両者ともに大きく遅れる波乱の幕開けとなった。脇阪はそのまま走り続けたが、接触事故の際にフロントサスペンションを損傷しており、その後にマシン修復のためピットイン。一方、グラベルに押し出されてしまった山西は、2周遅れでレースに復帰することとなった。
苦戦を演じるNSX勢の中にあって、着実なレース展開でトップグループに加わったのは中子/道上組だった。スタートドライバーの道上は、9番手グリッドから冷静なレース展開でトップグループの直後までポジションアップ。さらにライバルの脱落にも助けられトップ争いに加わった。

予選で健闘したコロネル(左)と山西
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ここでチームは道上の走行を引き延ばし、レース周回数の2/3に当たる48周目、一時的にトップに立った時点でようやくピットインのサイン。少ない燃料を搭載した軽いマシンを中子に託し、トップを再び奪い返す作戦に出た。中子は3番手でコースに復帰し、トップを上回るハイペースで猛然と追い上げを展開することになった。
しかし、中子の追い上げもポジションアップにはいたらず3位でチェッカー。ピットでマシンを修復したTAKATA童夢NSXは13位、コロネルが猛然と追い上げを展開したMobil 1 NSXはマシントラブルでリタイアしている。ウエイトハンディに苦戦したRAYBRIG NSXは、飯田、高橋(国)がスピンを喫し遅れた上に、62周目終了後にエンジンブローのためコースサイドにマシンを止めている。
中子修(Castrol NSX・3位)
「なんとかポジションを上げようと頑張った。トップ2が競り合っている隙に追いつこうと思ったが、さすがにウエイトが重過ぎたようだ。それでもマシンは完璧、心配していたブレーキもまったく問題はなかった。だが、次戦は70kgのウエイトハンディになるので、今回以上にきついレースになるだろう。」
道上龍(Castrol NSX・3位)
「決勝では最初からピットインを遅らせる作戦だった。タイヤに気を使いながらミスをしなように頑張った。それでも最後の方はタイヤの消耗が進んでかなり厳しい状況だった。3位になれたのは嬉しいが、さらにウエイトが増えるのかと思うと嬉しさも半減だ。」
脇阪寿一(TAKATA童夢NSX・13位)
「セッティングに迷って予選で伸び悩んでしまった。それでも決勝に向けて調子は上向きだったので、優勝を狙ってスタートした。オープニングラップでポジションを上げようと無理をしたのがいけなかった。そのため山西(康司・Mobil 1 NSX)と接触。タイロッドを曲げてペースが上げられなくなってしまった。そのまま走り続けたが、途中で状況が悪くなりピットイン。悔しいレースとなった。」
高橋国光(RAYBRIG NSX・26位)
「70kgのウエイトハンディはやっぱり厳しいね。NSXのエンジンは信頼性や耐久性に優れているんだが、今回は残念ながらブローしてしまった。コースオフしたのが影響しているのかもしれない。」
飯田章(RAYBRIG NSX・26位)
「さすがにマシンが重かった。これ以上ウエイトを積みたくなかったから、決勝は4位以下でポイントを取ろうと考えていた。それもコースオフして実現することはできなかった。とても残念なレースだった。」
山西康司(Mobil 1 NSX・リタイア)
「調子は良かったので、決勝は大事にいくつもりだった。それでもライバルのブレーキングが甘かったので、いつでも前に出られる状態だった。そんなときにイン側から当てられてしまった。調子が良かっただけに悔しいけど、その後、マシントラブルも出てしまったし仕方がないだろう。昇り調子だから、次のレースが楽しみだ。」
T.コロネル(Mobil 1 NSX・リタイア)
「マシンを受け取った時点で大きく遅れていたから、少しでもポジションを上げようと走っていた。だが、レース終盤で突然、エンジンが止まってしまった。原因はわからない。次のレースに向けて気持ちを切り替えて、優勝を狙っていくつもりだ。」
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