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  1999 All Japan Grand Touring Car
Championship Series


1999 全日本GT選手権シリーズ
第3戦 レポート 




中子/道上組(Castrol無限NSX)が3位入賞
コロネル/山西組(Mobil 1 NSX)も4位に入る

中子/道上組は2位にわずか0.2秒差の3位
 中子/道上組は2位にわずか0.2秒差の3位 
全日本GT選手権第3戦は、杜の都仙台近郊にあるスポーツランドSUGOで行われた。全長3.7kmあまりのコースはアップダウンに富んだテクニカルコース。昨年終盤から6連勝と好調なNSX勢だが、さすがにウエイトハンディが蓄積して苦しくなってきた。第2戦で優勝した高橋(国)/飯田組(RAYBRIG NSX)が70kg、脇阪/金石組(TAKATA童夢NSX)が50kg、中子/道上組(Castrol無限NSX)が20kg、そしてコロネル/山西組(Mobil 1 NSX)が10kgのウエイトを積み予選に臨んだ。

金曜日のテスト走行で、コロネル/山西組にマシントラブルが発生した他は、NSX勢の調整は順調に進んだ。しかし、予選でポールポジションを奪ったのは'99年型スープラを駆る野田/ガードナー組(T)。NSX勢は、いかに空力性能が優れているとはいえ、抱え込んだウエイトのハンディは大きく、コーナーでの立ち上がりから直線の伸びで各車苦しんだ。しかし、70kgのウエイトハンディを背負いながらも高橋(国)/飯田組が猛アタックを見せ2番手を獲得。以下、脇阪/金石組が5番手、中子/道上組が9番手、コロネル/山西組が10番手スタートとなった。

決勝当日は晴天にも恵まれ、多くの熱心なレースファンが集まり、グランドスタンドはほぼ満員になる盛況であった。

ウエイトハンディがNSX勢を苦しめた
 ウエイトハンディがNSX勢を苦しめた 
注目のスタートは、ポールポジションの野田英樹(T)がキッチリと決め、第1コーナーに飛び込んでいった。これに飯田 章(RAYBRIG NSX)、鈴木利男(T)、関谷正徳(T)と予選順位の通りに続いた。しかし、予選5番手につけた脇阪寿一(TAKATA童夢NSX)はスタートに失敗。順位を落としてしまう。

トップの野田はペースを上げて逃げ切りを図るが、2番手につける飯田も好タイムをたたき出し3秒差でピッタリと野田をマークする。しかし、15周を過ぎたころ、飯田のペースが徐々に落ちはじめ、18周目に突然のピットイン。タイヤからバイブレーションが発生したため、後輪2本を交換。これで順位を落としてしまった。

また、スタートで出遅れた脇阪は、14周目に周回遅れのマシンと接触しコースアウト。何とかピットにたどり着き再スタートしたが、まだダメージが残っていたらしくピットロード出口でアクセルを開けたとたんにスピン。マシンを大きく壊し、そのままリタイアとなってしまった。

レース中盤、1位から4位までをスープラ勢が独占。対するNSX勢は、9番グリッドからスタートした道上 龍(Castrol無限NSX)が5番手、10番グリッドのトム・コロネル(Mobil 1 NSX)も6番手まで順位を上げてきた。42周目にトップの野田が予定通りのピットインで、ガードナー(T)にドライバーチェンジしたのを皮切りに、上位勢が続々とピットイン。道上も中子 修(Castrol無限NSX)に、コロネルも山西康司(Mobil 1 NSX)にドライバーチェンジした。

コロネル/山西組は4位に入賞
 コロネル/山西組は4位に入賞 
49周目、上位のマシンがひと通りピットインを終えた時点で、トップはガードナー。速いタイムで安定しているガードナーは、徐々に2番手との差を広げレースの行方は決まったかに思われた。しかし、波乱が次々と起こった。3番手を走行していた片山右京(T)が左リアタイヤをパンクさせ、大きく順位を落とす。そして残り18周となった64周目。トップを走行していたガードナーのマシンから火災が発生。そのままリタイアとなってしまった。

この消火作業と事後処理のため、この後9周に渡ってセイフティカーがコースイン。このため、トップの黒澤琢弥(T)、2番手の山路慎一(T)、そして3番手中子の3台の差はほとんどなく、ここからわずか8周のスプリント勝負となった。ここから黒澤はペースを上げ、後続を振り切ってトップでチェッカーを受けた。2番手争いはし烈を極めたが、中子はわずか0.2秒山路に届かず惜しくも3位となった。

山西は4位に入賞、序盤に遅れた高橋国光(RAYBRIG NSX)は13位という結果に終わった。

道上 龍(Castrol無限NSX)(3位)
「下手に予選順位を上げて、これ以上ウエイトを積まれたくなかった。決勝はタイヤのせいだったのか、フロントが入らなかった。でも今シーズンはまだ完走していないので、必死に我慢して完走を狙った。」

山西康司(Mobil 1 NSX)(4位)
「金曜日のトラブルで半日出遅れたのが響いて、マシンのセッティングは今ひとつのまま予選を終えた。自分もNSXに乗れてきているし、決勝ではとにかく結果を残したかったので、4位に入賞できたことはうれしい。」


 



















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