近年、地方の過疎化が問題になっています。
その問題解決の一環として、次世代モビリティ「MC-β」の導入による地方活性化の検証を実施。
住民や観光客にレンタカーとして貸し出し、低コストで、利便性に
すぐれる交通手段として地方に貢献し、クリーンな社会を実現する
可能性を検証しています。
年月日 | 活動内容 |
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2013年 | |
11月19日 | 超小型電気自動車「MC-β」発表 |
11月22日 | 超小型モビリティ走行実験出発式を開催@熊本県庁 |
11月22日 〜 12月27日 |
県内の試験走行を実施@芦北町、阿蘇市、天草市、大津町、菊陽町、熊本市、水俣市 |
2014年 | |
1月24日 〜 25日 |
モニター試乗会を実施@ゆめタウン光の森 |
7月1日 | 阿蘇観光レンタカー出発式を開催@阿蘇駅 |
7月 〜 11月 | 阿蘇観光レンタカーでレンタル実施@駅レンタカー九州阿蘇駅営業所 |
8月 〜 10月 | 天草観光レンタカーでレンタル実施@天草市内 |
10月 〜 12月 | 一般利用モニターを実施 |
10月 〜 2015年3月 |
健軍商店街を中心とした地域振興モニター実証 @熊本市東区 |
10月5日 〜 11月30日 |
熊本県民・さいたま市民合同参加プロジェクトを実施 |
さいたま市と熊本県域において、2か月にわたり超小型モビリティ「MC-β」普及にむけたプロジェクトを行いました。
「自分の生活の中でどんな使い方ができるのか」「実際に乗ってみてどうだったか」「これからどのように暮らしをかえていきそうか」「そして街の環境がどのようになればもっと使い勝手が良くなるか」などを参加者と一緒に考えていきました。
今回のプロジェクトの説明を受けた後「MC-β」を試乗していただきました。参加者からは「小回りがきく」「運転しているときにとても静か」「操作が簡単」などの意見がありました。その後グループに分かれ「超小型モビリティが家にあったとしたら、どんな使い方をしたい?」というテーマに沿ってアイデアを出しました。「子供の送迎」「観光地での利用」「趣味の時間に利用」などで使ってみたいとの発表がありました。
グループごとに順次、「MC-β」が貸し出され、日常生活の中で利用していただきました。また、その間オンラインコミュニティで他のグループのメンバーやさいたま市の参加者と「普段の移動方法」「超小型モビリティの使い方アイデア」など気軽に意見交換しました。その中で異なる地域での新しい使い方も知っていただきました。
事後ワークショップではこれまで体験した集大成として「MC-βを活用したどのような社会が実現できるか」をグループごとに話し合いました。
超小型モビリティを将来普及させるため、国や自治体などへ提言を参加者全員で考え、まとめていきました。